この前の日曜日、
今年も地元荒川区が主催する
荒川リバーサイドマラソン(5㎞)に出場した。
ご承知の通り、先週末は天気が悪く
当日の朝も結構な降り。
「今日やるのか?」と本気で心配したが
だんだん小降りに。
一応家族に確認。
「11時スタートだけど当然(応援に)来ないよね」
小降りでもまだ雨は降っていた。
家族も「気をつけて頑張ってね」
と言うのが精一杯のようだ。
上の子は秋葉原のふくろうカフェに行くと言い。
配偶者は介護職の就職フェアに行く様子。
下の子は・・・
もういい。
一人とぼとぼと会場の土手へ向かう。
さすがに、例年と違ってギャラリーはやや少なめか。
会場について驚いたのが、下の地面。
もう、昨日からの雨でぐちゃぐちゃ。
(これは帰りに撮ったモノ、これよりひどかった)
ズボッと靴から足がはまってしまうほど。これは参った。
受付までたどり着くのにかなりの時間を要す。
本番のRUNは舗装した道を走るからいいとして、
会場の河川敷は土だからこうなってしまう。
更衣室や荷物置場もテントが用意されているが
土の上にあるモンだから当然中はグチャグチャ。
ブルーシートが敷いてあるも
乾いている部分は僅かしかない。
仕方ないので、荷物はテントの骨にカバンを引っかけた。
女子は分からんが男子はほとんど利用せず、
グチャグチャしてない草の上での待機。
あっしもただジャージを脱ぐだけなので
テントは利用しなかった。
受付から待ってるあいだに、
雨も止んで青空も覗いてきた。
しかし、すぐには地面は乾かずグチャグチャのまま。
スタート地点もこの通り。
11時になってスタート。
ちょっとランナーの数がいつもより少ない気が・・・
やっぱり天候で棄権が多かったか?
それはともかく、
抑え気味に行こうとあまり時計を意識せず走るも、
最初の5㎞で5分前半。
あっしにしては速い、こりゃ持たないぞ
と思ってもなかなかペースが落ちない。
とりあえずこのまま行けば、
どっかでペースダウンするだろう。
折り返し地点でも14分台前半。
こりゃ行けるか?
5㎞30分切りという大台は、
あっしは練習で1回しかやった事ない。
それも自分の時計で距離も目安だから非公式もいいとこ。
陸連公認の大会ではないが、
一応公式なタイムが出るこの大会で
30分を切れるかもしれない。
しかし、4㎞地点でペースダウン。
明らかに遅くなっている。
しかし、前の人に何とか食らいついて粘る。
あと、500mで時計を確認。
なんかいけるか? いやダメか?
とりあえず粘りながらゴール。
惜しい!
30分12秒。最後はちょっと諦めた感で走ったので
スパートかければよかったか?
いや、でもあまり自分に期待してなかっただけに
こんだけ走れたのには充分満足。
よかった、よかった。
しかし、荷物置場にカバンを取りに戻ると
そこに、かわいらしい兄ちゃんがいた。
まだ子供っぽいその顔から、
「お疲れさんでした」と間髪入れずに話しかけてくる。
一瞬あっしを誰かと勘違いしているのかと思ったが
「何位でした?」
いやぁ~何位って?こちとら競争は競争かもしれないが
順位なんて気にした事はない。
「100位くらいだよ」と答えると
「ボクは*位です!」と嬉しそうに話す。
(彼が何位だか忘れたけど確かひと桁だったような)
よっぽど嬉しいのだろうが、
このおじさん相手に自慢されても・・・
「君はいくつなんだ?」
「16です」
その後、なんか話しを続けているが
何を言ってるかよく分からず、
「おじさんは健康だけでやってるからね」
と捨て台詞っぽく言ってその場を後にした。
こっちも走りは満足していたのに・・・
気分は地面と同じグチャグチャになったじゃないか。
さあ、2月の「東京」は・・・
やっぱり走るか。