付き合わされていい事と嫌な事があるが、
どっちかと言えば今回は後者。
先週の事、下のヲタ子から昼間にラインが来た。
「20~25日にソラマチでハイキューの
原画展があるんですけど、行きませんか?」
なんだって?ハイキュー?
仙台を舞台にした男子バレーボールのマンガ
「ハイキュー」の原画展がソラマチであるらしい。
あっしは、今は「進撃」くらいしか興味はないので
ハイキューのアニメも一緒に見せられたが
あまりピンとこなかったので乗り気にはならない。
大体、あいつが父を頼ることはまずないので、
きっと一緒に行く友人が居ないんだと想像できた。
しかも、ご丁寧に「行きませんか?」と
使い慣れない表現までして(笑)。
確かに、進撃とか一緒に見る友人は居るらしいが、
ハイキューとか弱ペダ(弱虫ペダル)は居ないらしい。
「行ってもいいけど、入口までで
お父さんは見ないけどいいか?」
と言えば、ちょっと怪訝そう。
入場料を聞けばそんなに高くない。
まぁいいかと、前売りを買って土曜日に見に行った。
着いたのが午後1時半過ぎ。
係りの人がいたので、聞いてみると
まずは、整理券を配布中なのでそれを受け取って
その番号の順番が来たらソラミ坂広場に集まるとの事。
早速整理券をもらうと、QRコードがあり
それにアクセスすると、今の呼び出し番号が出てくる。
こりゃ便利、はいいけど約90分待ち。
まぁ、お昼はまだだしソラマチでランチ。
確か、ここは「世界のビール博物館」という
ビール好きのあっしにはたまらないレストランがある。
嫌がる下の子を説得し、ランチ。というかちょっと飲む。
こっちも付き合ってやってるんだから、
そのくらい我慢せい!
「早く、お前も飲めるようになれ」
と、くだを巻きながらドイツビールを2種類。
シュパーテンとかいうビール
(ほとんどない状態でスミマセン)
ノイツェラーの赤ビール(ちょっと甘い)
飲むのも、食べるのも
ちょっと、いやだいぶ高めではあったが、
雰囲気もよくまぁ満足。
呼び出し番号のサイトを確認するにあともう少しだ。
ビール博物館を出てブラブラし、ようやく順番が回ってきた。
スゴイ人。
先日も「弱虫ペダル」の映画に付き合わされたが、
今やアニメは女子の専売だ。
99%は女子、女、オバはん・・・・・
原作者もわざわざカッコイイキャラを仕込んで
女子受けしやすい作品にしてるとしか考えられない。
待ってるあいだ、男は居ないか探すほど。
昔、宝塚を見に行った事があったけど
あん時も、周りに男子が居ないか探しまくった。
(だって恥ずかしいよね)
まぁ、酔っぱらってるから羞恥心も軽減されてる。
そっからも、会場に入るまで約30分ほど待たされ、
結局2時間半くらい入るまでかかった。
「友達に聞いてみろ、こんなのに付き合ってくれる
お父さん他にいないだろ?」と
恩着せがましくつぶやく。
内容はと言うと、
あまり調べてなかったので入って驚いたのは、
えっ!原画展って・・・マンガの原作でないの?
そう、原画展って言うから原作のかと思ったら
アニメの原画だった・・・
はっきり言って、マンガの原作ならその作者の
絵の善し悪しなどじっくり見られると思ったが・・・
アニメとは・・・
しかし、よくよく見ていくと
日本のアニメーターの凄さが伝わってきた。
原画の撮影はNGなので画像はないが、
アニメの原画ってマンガと違って
作者一人で書いてるワケじゃないと思う。
それなのに、統一されたキャラクターの絵は
こんなあっしでも伝わってきた。
でも感動はそのくらいで、もう待ちくたびれて
腰が痛くなってきた。
じっくりと見る子を後にあっしはそそくさと先を急ぐ。
もうお約束の搾り取りグッズ売り場でまっていて
折角だからとグッズのお土産を選ばせると・・・
こんなのを買いやがって。
西谷(にしのや)さん(リベロだったか)が
着ていたのか?ヲタTシャツ。
(これ着て歩けるのか?)
ホンにこんなイイお父さんは他にいないだろう。
ああ、悲しみのソラマチエレジー
(♪ 伊豆の山々~)