先週の日曜は山形へ行った。
親戚の伯母さんが亡くなって葬儀に参列した。
久し振りにあった従姉妹や親戚に会えて
ある意味楽しかった。
そんなわけで先週は走れずじまい、
一週おいてのRUN。
普通ならば、一週おくと
ちょっと取り戻すのが大変なので
いつもの5㎞を無理せず走って
お茶を濁すところなのだが、
荒川土手の未知のコースを走ってみたくなり
一週空いてるのにもかかわらず10㎞超の
13㎞RUNを敢行した。
休み明けの長距離は初めて。
明け方の6時半。今の日の出時刻がこの辺。
ウオーミングアップから
いつもの尾久の原Aコースをスタート。
途中Aコースから荒川へ向かい。
土手に降りる。
扇大橋から土手に降りるのだが、
以前も紹介した前田のあっちゃんと
佐藤タケルのドラマQ10(キュート)の
ロケで使われた鉄塔までのコース。
これは荒川の右岸を上流にさかのぼるコース。
逆に右岸を下流に行くのも普段は走らないが、
この前の荒川リバーサイドマラソンで走ったコース。
橋を越えて左岸の下流のコースは、
これも以前紹介した小菅の拘置所RUNで走っている。
左岸の上流をさかのぼるコースは今まで走った事ない。
未知のコースだ。
これはちょっと橋るっきゃない。
イヤ、走るっきゃない。
荒川の左岸を上流へ向かう。
アーチ橋は首都高中央環状線。
結構向かい風があって少々走りにくいが、
一週空けているのにもかかわらず
まぁまぁの走り。
あまり時間は意識せず、とにかく長い距離に慣れる。
富士山も応援してくれている。
気づいた事がある。
土手を走ると景色が変わらずつまらない話を以前した。
ホンにつまらない。
しかし、それは土手でも河川敷を走る。
しかし、堤防の高いところ、つまり本来の土手を走ると。
景色が遠くまで見えて結構気持ちいい。
「そうか、ここを走ればいいのか」と、
しばらく眺めのいい土手を走る。
ただ、橋がやってくると道路により
寸断され、信号があればまだしも
遠回りしたりちょっと利便性が悪いところもある。
しかし、まぁ新しい発見だ。
走り始めてから45分くらい経ったろうか。
ようやく折り返し地点の環七の鹿浜橋が見えてきた。
対岸(右岸)を見れば例のQ10の鉄塔が見える。
折り返せば、今までの向かい風が
追い風になってくれると思いきや
どーゆーわけか、無風に。
ススキも揺れない。
スピードはろくになく、遅い走りだけど
長距離に身体が対応している。
一週空けての走りにしては上等だ。
扇大橋、尾久橋を渡って戻る。
尾久橋を降りて隅田川沿いの
いつものAコースに戻るのだが、
その橋のすぐ脇にある朽ちたアパート。
見覚えのある人もいるだろう。
ドラマ「トリック」で仲間由紀恵演じる
山田奈緒子が住むボロアパートだ。
ここを、あの仲間由紀恵が登ったとはとても思えない。
貧乏マジシャンの住むボロアパートのロケが
我が荒川区というのがちょっと複雑な心境にもなるが、
近くに仲間由紀恵が来ていたことを誇りに思う。
期せずしてQ10の鉄塔と
トリックのアパートのロケ地巡りRUNになってしまった。
13㎞を約1時間半。
キロ7分のRUN。
まぁまぁ満足の結果。
知っている道より、知らない道を調べて
走る方が探求心、好奇心も出て走る意欲が湧く。
これから2月の「東京」に向けて走り込んでいく。