帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

岩淵水門を越えて (前編)

ラソンの調整として毎回行ってるのが
半分の距離約20㎞を走る。
これは、繰り返しになるが
市民ランナーのカリスマコーチ金哲彦センセの
「10㎞走れれば20㎞も走れる。
 20㎞走れればフルも走れる。」というお言葉による。
今年の20㎞RUNは、
一昨年の20㎞で行った赤羽の岩淵水門。
荒川土手を上流にさかのぼり、
いつもの鹿浜を越え、さらに上流。
しかし、ここまでだと往復で15㎞。
あと、2.5㎞をさらに上流に向かった。
途中、いつもの土手にはこんな案内表示がある。
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荒川流域の各所の案内のようだ。
画像は扇の景とあり、扇大橋の近く。
ちょっと見るに、木余り寺とか六阿弥陀など
聞き慣れないがちょっとそそる案内が。
調べると面白かったがいずれまたの機会に。
それだけではなく、先に進むと渡し船があった場所の案内。
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これがどんだけ必要か分からないが
ここにも六阿弥陀の名称が。
さらに行けば、鹿浜の手前に足立新田がある。
そこにも案内が
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ちょっとピンぼけで読みづらいが
こういうもんをちゃんと読まないとダメだ。
ここは流れが蛇行してヘアピンカーブになって
天狗の鼻と呼ばれているそうな。
環七の鹿浜橋を越え、上流に向かう。
しばらく走ると岩淵水門が見えてくる。
その手前には、また案内。岩淵の景
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通称「青水門」。
2年前もここまで走ってレポした。
荒ぶる川、荒川とはその昔、今の隅田川の事。
洪水に悩まされていた川をこの岩淵から
放水路を掘って荒川をつくって
水害から守る一大プロジェクトがこの荒川。
昔の地図をみると確かに「荒川」ではなく「荒川放水路」とある。
そう、人工の川だ。
この水門は、洪水を防ぐために隅田川
大量の水が流れ込まないように防ぐ役割がある。
そのすぐ先に通称「赤水門」大正期に造られた
初代の旧水門だ。
ここは帰りに寄る事として先を急ぐ。
岩淵水門までは来た事があるが、その先は初めて走る。
川釣りする人を横目で見ながら
前に見えてきたのは新荒川大橋
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国道122号、通称ワンツーツーの橋、
東京と埼玉をつなぐ橋だ。
対岸はキューポラのある街、川口。
いや、正確に言うと「キューポラのあった街」か?
吉永さ~ん!
鋳物工場の今は・・・

橋をくぐると左の土手の上は桜並木、
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荒川赤羽桜堤緑地という。
たまにワンツーツーを通る時、丁度花見の時期だったか
ここのお花の見事なこと。
ここは、まだ東京は北区。
北区の花見と言えば王子の飛鳥山が有名だが
ここも結構な人出だった。
今年はここで花見をしようか?
すぐ先にはJRの橋が見えてきた。
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ちょうど京浜東北線が通過中。
さあ、いよいよもう少し行けば中間点。
折り返しの10㎞。
ここまで、時計を見るに1時間と7分ほど。
あっしにしてはまぁまぁのペース。
復路はいかに・・・

(つづく)