帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

ゴジラの下でゴジラを観る

ゴジラが降臨した。
日本版久し振りのゴジラが公開された。
ゴジラが好きなあっしは早速初日の金曜に見に行く。
やはり見るなら、ゴジラヘッドのある
新宿のTOHOシネマしかないと思った。
IMG_0354

IMG_0355

同じ考えのゴジラオタクが多いのか、
初日という事もあって席は満席。
完売していた。
以前にも書いたが、先の震災による原発事故で
放射能から切り離せないゴジラ
ハリウッドはともかく日本ではもう制作出来ないのでは?
と考えていた。
しかし、放射能アレルギーは
心配したほどでもなかったようだ。

ネタバレにならないように注意して話を進めるが、
キャストが300人以上という異例のキャスティング。
サブタイトルが、ニッポン(現実)vsゴジラ(虚構)。
観てみると成る程、成る程。
ドラマはドラマなのだが、ゴジラ出現から
日本政府の対応を中心に映画はすすむ。
基本、次から次と各キャストがセリフを言っては
先に進み、脇役に至っては
ひと言ふた言で終了。
カメラワークもアップが多く、
固定せずに少し揺れながらというか
いかにもハンディで撮って臨場感を出し、
ドキュメンタリーっぽく話は進む。
本当にゴジラや非常事態が現れると
政府の後手後手の泥縄的なシーンの連続は、
こうした対応になるのかなと思わせるに充分。
ある意味リアリティがあって小気味良かった。
いつもは、ビキニ環礁の水爆実験から出現したとされる
核の遺物ゴジラが「また来たか」という
展開であったが、今回はシン・ゴジラ
「なんだあの生物は」で始まり、
「な、何と読む?(GODZILLA)ガァ・ジィ・ラ?」
「日本語では呉爾羅」なんてセリフもあるくらい。
みんなが初めて見るゴジラという設定だ。
第1作のオキシジェン・デストロイヤのような
よく子供じみた新兵器みたいなものがでてくるものの
今回はある意味アナログチックで珍しい展開。
ツイッターエヴァみたいと言うつぶやきがあったが、
監督が庵野さん。
エヴァは見てないからよく分からないが
まぁ確かにそれっぽいかも。
「鉄」(鉄道ファン)としては許し難いシーンもあったが、
まぁそれもいい。
ちょっと消化不良的な部分もあったが、
なかなか面白い新・ゴジラだった。

だいぶネタバレしてしまった、、、