早めに咲いた桜にちょっとほくそ笑んでいた。
なぜなら、3日の日曜日に
あだち五色桜マラソンという大会に出るから。
この大会、荒川土手を走るレースで、
もう５回を数える。
しかし、あっしが知ったのはつい最近。
東京マラソンエキスポで、
来場者に開催のチラシを配っていて知った。
2月終わりの頃で、4月3日開催。
通常のレースならとっくに締め切っている。
ウチの近くだし、気になったので
「まだ、エントリー間に合うの？」と聞くと。
「3月5日までやってるけど、延長する予定だ」
と、気のいいおばちゃんが答えてくれた。
もう5回目だと聞き、
約100年前、日本からアメリカに贈った桜は
この辺で育てられた木だという事で。
それを復活させるため、五色桜を今育ててるらしい。
それを盛り上げる一環として4年前から
マラソン大会を開催している。
確かに近くの首都高のアーチ橋も
「五色桜大橋」の名前がついている。
そんなことを聞き、ウチの近くだし
最近走ってないが、５㎞くらいなら出てみるかと、
エントリーして参加した。
ガイダンスによれば、
当日の受付は無く、ゼッケン等は事前送付との事
だったが、どーゆーわけかハガキがやって来て
事前送付は無くなって、ハガキを持って来いと言う。
何か変だなと思うも、会場へ向かう。
前日の土曜日は雨だったが、当日は晴れて気持ちがいい。
爽やかな春の日和だ。
10:30スタートで、受付を20分前までにしろとあったので、
10時に会場に到着。
すると、前日の雨で地面はグチャグチャだったが
それより驚いたのが、受付の長蛇の列。
コリャ間に合うのか？
仕方ないので2列あった内の右の列に並ぶ。
すると、脇から後ろから
「この列、ハーフの列だって」とか
「10㎞はコッチだって」とか
このまま並んでいいのか悪いのかわからなくなってきた。
仕方ないので、1人参加の悲しい現実、
列を外れ確認しに行くことに。
確認すれば、どーやらあのままで良かったようだ。
また、右の列の最後尾に並び待つ事に。
後からわかったけど、受付も混乱して何でも良かったようだ。
当日受付ならそれなりの準備をしてくださ～い！
ようやく受付して、ゼッケンをもらい
着ていたジャージを脱ぐべく更衣室に。
そこで、タイム計測用のタグをはめるわけだが
この大会は初めてだけど、
こんな紙のようなタグは他になかった。
こんなんで測れるのか～と感心。
さあ、時間もないので荷物を預けようと
みんなが預けてる所へ行ってみるとかなりの違和感。
みんな荷物を薄いゴミ袋のようなビニール袋に入れて
ゼッケン番号と名前を書いて預けているではないか！
ビニール袋はどこにある？
周辺を探すもどこにもない。
係のジジイはいたが他の人に対応中。
もしかしたら、さっきゼッケンをもらった中に入ってる？
荷物を開け探すと、ありました、ありました。
素早く袋を取り出し、荷物を入れ、名前を書いて
対応が終わったジジイに、預けようとしたら
その辺に置いてと来たもんだ。
もう、キレてる暇はない。
しかし、そうした案内はどうしてしてくれないのか？
適当に置いてスタート地点へ。
もうすでに参加者は並んでいるではないか。
スタート約3分前。準備運動もままならず、、、、
何だこの大会は‼︎‼︎‼︎
ワケも分からずスタートした。
（つづく）
