帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

不満開の桜の下、ランナーは走る 後編

残念ながら桜が咲いてない中、
身体もつらくなってきた。
3㎞を過ぎて後もう少しながら4㎞が遠い。
この大会、5㎞と10㎞の部が同じ時間にスタート。
このほかの行った時には終わっていたが
珍しく一輪車のレースもあった。
この5㎞、10㎞が終わるとハーフマラソンが待っている。
10㎞の部は今走ったコースをもう1周するが、
そのランナー達とすれ違う。
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先頭はさっきすれ違ったけど、
いつ抜かされるだろうと、後ろを気にしながら走る。
しばらく走るも4㎞の表示が無かったか
見逃したか、もうすぐゴール地点になってしまう。
ゲストの原裕美子さんがお出迎えに手を振る。
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カメラを向けたらポーズを撮ってくれた。
世界陸上ヘルシンキ大会女子マラソン日本代表選手。
名古屋、大阪でも優勝経験があるすごい人。
さっき、スタートしてから手を振って、
すかさず走ってあっしらを追い抜いていったけど
とっくにゴールしてまた出迎えてくれた。
他にも世界陸上ベルリン大会の代表加納由理さん、
タレントとしても活躍の
2時間8分台の記録もある西田隆維さん、
第1回大会からゲストとして参加の
市民ランナーの星、川内クンのものまねをするM高史。
あっしもちょっとだけ聞いたことある名前の人ながらも
かなりのグレードの方々ばかり。
M高史は東京マラソンのアンバサダーも務め、
確かEXPOでもなんかのイベントステージでお会いしている。

それはともかく、程なくゴールを迎える時。
「すみませ~ん、10㎞のランナーが通過しまーす」
後ろから声がかかる。
10㎞の先頭がようやくあっしを捉えた。
しかし、この後混乱が起こる。
ゴールラインに向かうや、
先頭が周回コースとゴールと間違えて
またコースに戻ってしまうところ
「違う、違う、そっち、そっち」と係員が大声で叫び、
先頭の2名が戻ってゴールコースに戻る。
なんか、凄いモンを目の前で見せつけられて、
ちゃんと誘導員置けよと思いながらあっしも
ゴールに向かったが、
あっしの目の前には、何と、何と、
ゴールテープがあるではないか。
「え、ここ。ゴールだよね?」
「いいんだよね、ゴールテープ切っても?」
そのまま、ゴールテープを切らせていただきました。
もちろん、生まれて初めて(笑)。
10㎞の先頭集団用で、3位までは表彰があるから
そのせいだろうか。
「なんかスミマセン」という表情で
テープを持っていたおばちゃんに
会釈しながらフィニッシュした。
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直後の写真。
ちょっと、待てよ
もうチョットだけあっしが速かったらこの二人と同時か
あっしが本当の10㎞優勝のゴールテープを
切ることになってたかも知れない(笑)。
こうゆう場合どうしたらいいんだろう?
来年はそれを狙いにまた参加しようw

M高史さんは5㎞の部でとっくにゴールしている。
結構速い。川内クンの走りだ。
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この後のハーフのランナーへコースの感想を伝え
アドバイスしていた。

ゴールして、すぐにお茶のペットボトル。
お茶はあんまり聞いたことがないが
給水が無かったのでまぁ助かる。
で、なんの誘導もなくウロウロしていると
「あちらで記録証を受け取って下さい」と
ゴールしたランナーに声を掛けてる。
丁度対岸を走る荒川リバーサイドマラソンでは
ゴールしたあと、
導線が自然と記録証発行の方へ向かうように
レイアウトされている。
なんで誘導もロクにしなく、表示もないのか?
何から何まで分かりにくい大会だ。
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何と!10位!(笑)
年代別の部門18人中(笑)(笑)

後日、M高史のツイッターをみたら
アットホームの雰囲気で好きな大会と評していたが、
確かにアットホームで憎めない雰囲気はある。
もう少しだけ、運営がスムーズにいってくれたら
なかなかいい大会だと思う。
来年も参加したいし、
次は必ず10㎞の優勝ゴールテープを切ってみたい(笑)。

(この項おわり)