帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

神になった神ッきゅん

有名な話だが、ゴールデンウイークとういう言葉は
昔、飛ぶ鳥を落とす勢いだった映画業界が
大型連休をそう呼んで始まった。
だから、GWは旅行とかじゃなく映画を観るのが
正しい過ごし方になるのだろう。
と言うわけじゃないが、あっしも映画を観に行った。
作品は「3月のライオン」。
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以前も紹介した(先手、7六歩)、マンガが原作の
孤独な高校生プロ棋士が下町の3姉妹との交流と
将棋の世界で苦悩する話。
前・後編と最近2部に分けてのロードショーは
1度で2倍になる美味しさを知ったせいか、
狡猾な手を使い始めた。
前編は3月に観て、この連休初日に後編を観た。

まぁこの手の映画によくあるのが
「原作とは、、、」という違和感だが、
間違いなく原作とは少し温度差というか
原作の話の展開を大切にしていると
ちょっと違和感を感じるのだが、
それは前編を観ていても感じてはいた。
しかし、話の筋としては充分受け入れられる。
後編は少し詰めすぎた感じはあって、
ちょっとめまぐるしい展開ではあったけど
よかった。
それよりも、その違和感を払拭するのが
主演の神木クンの演技だろう。
ウチの上の子は神木クンを神ッきゅんと呼んで
大ファンになっている。
あっしもこの演技だけでないが、
桐島、部活やめるってよ」でも凄かったが
まさに神レベルとおもう。上手な役者だ。
ちょっと怖さも感じるくらいの演技だった。
しかし、走るシーンは以前からわざとかと思ったけど
「桐島」の時もあったが、両手を前後ではなく
水平に左右に振る姿は、ちょっとお姉ェ走り(笑)。
あれは天然なのだろうか?

しかし、原作を読んでいる配偶者と
神ッきゅんのファンである上の子と3人で
観に行ったのだが、上の画像で分かるとおり
あっしの入場料は1,100円。
人生、半世紀を過ぎると
お目こぼしが幾つかあるようで
夫婦どっちか50以上だと、
2人で観る映画は2人とも1,100円。
一緒に行った大学生の上の子の方が
高くついた(笑)。
JRの大人の休日倶楽部も確か50からだ。
長生きはしてみるもんか?

神の子神ッきゅんはあっしの半額以下か、、、
やっぱり年は取りたくないもんだ。