夏はRUNにはきつい季節だが、
あっしが走り始めたのは5月か6月くらいだったから
この時期走って汗をたっぷりとかき
シャワーを浴びて爽やかになることが
一つの楽しみであるくらいだった。
そう、だったはずなんだが、、、
久しぶりにチョット長い距離を走ろうと、
以前よく行った東大を目指した。
谷中ぎんざを抜け、へび道を走り
根津神社脇の坂を登って左に曲がれば東大農学部。
へび道では掲示板に円朝祭りのポスターが
円朝の墓がある全生庵でこの時期に
昔っからやってるのは知っていたが、
あっしが行ったのは数年前に1回だけ。
円山応挙の幽霊画の展示があって、それがよかった。
今年も行ってみようか。
東大は正門からいつものように入って
安田講堂のイチョウ並木へ
意外と散歩のコースになっているのか
犬の世話をしているおばさんもいる。
一応関係者以外入れないことになっているけどね、、、
さすが東大、側溝の鉄製のフタにも東大の文字が。
イチョウのマークも入れて欲しい。
快調に走っているような書き方をしてきたが、
とんでもない。
気温が上がって、湿気もたっぷりあるせいか
汗が半端無い。
持ってきた500mlの水もほとんど無い。
てゆーか、頭から被ること2回。
結構厳しい。歩くことも、、、
竜岡門から外に出て、左へ折れれば無縁坂。
さだまさし(クレープ)でも有名。
坂を下ればそこは池之端、不忍池。
今や蓮の花が盛りだ。
朝早くからギャラリーが蓮を楽しんでいた。
何とも、のんびりと軽快に走ってるように書いたが
身体はもう限界。
公園に入ってからはほぼ歩いている状態。
心拍数がMAXなのがわかる。
「危険だ」と心が叫びたがってるんだ、、、
弁天堂の入口脇にある駅伝発祥の碑。
箱根駅伝の元は京都からここ上野までの駅伝だった。
丁度、博覧会をやっていたこの地がゴールのようだが
日本橋のほうが東海道らしくはないだろうか?
しかし、箱根越えは大変だったろう。
この碑を見ながら少し走り出す。
(つづく)