駅伝の碑を見て気を取り直して走る。
すぐ正面には上野動物園の弁天門。
ここは出口専用で入れなかったが、
ナントこんなにキレイになって
入場も出来るようになった。
京成線で来る人には丁度イイ。
京成には昔は「博物館動物園駅」という
超便利な駅があったのにね。
池を後にして、石段を上がって桜並木へ。
気温もかなり上がってきて汗が半端ない。
もうここまで来るとほとんどウォーキング状態。
博物館へと上野の山を登る。
動物園の所まで来れば道も開けて
開放感たっぷり。
そー言えばここに銅像があるも気にしたことはなかった。
なんか気になって見る。
小松宮彰仁親王像とのこと。
どうやら赤十字社の発展に寄与したらしい。
銅像で思い出したが、確か科学博物館のあたりに
野口英世の銅像があったと思う。
これまたありました。
ネタもないから今度は銅像を巡りシリーズでも
はじめるか?
先に進むと上野公園の奥に博物館が鎮座している。
上野公園の入口からだらだらと登り坂を上がって
桜並木の奥に見えてくる博物館の佇まいは
威風堂々としてカッコイイ。
その博物館を背にして公園の端っこで
怪しい集団。
瞑想に更けているのか?
座禅しているのか?
なんかの宗教なのか?
気を取り直し、博物館を左折し谷中方面へ
チョット行けば芸術分野の最高学府東京藝術大学。
右は音楽学部
左は美術学部
それぞれ、音校、美校と呼ばれているそうな。
最近この学校が取りざたされているのか
先日立ち読みでいろいろなムックを見たら。
管理された音校、ほぼ全員遅刻する美校、
大人の幼稚園とか、それはそれは
常軌を逸した人事の宝庫のように描かれていた。
まぁ大学生は藝術に限らずこの程度でないと、、、
美校の門の奥に得体の知れないオブジェが、、、
ここの文化祭に行きたくなった。
いや、毎日が文化祭だろう。
音校の門の脇にある公衆電話。
まだあったのか、、、
小さい頃、にわか雨でこのボックスで
雨宿りした思い出がある。
先に進み谷中墓地を目指す。
入口がいくつかあるが
その一つの近くにあるお菓子屋さん、
イナムラシュウゾウ。
以前食したことがあるがおいしい。
チョット高いけど、、、
上野で飲んだり、
京浜東北線の終電が上野1時12分着だったかで
歩いて帰る折、谷中墓地を通れば
すぐ日暮里駅に出られるので、
よく昔はここを歩いたが
駐在所があるメインの通りでないこの道を
なんかの拍子で入ってしまい、
夜中で月もなく漆黒の闇に吸い込まれそうになり
先が全く見えず慌てて引き返したことがある。
夜の墓は近づかないほうがいい。
日暮里に抜け、結局1時間半くらいかかった。
半RUN半ウォーク。
どーでもいいけど、キャップから汗がぽたぽたと
落ちるほど汗をかいた。
少しは痩せたか。
(この項終わり)