帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

やぶ入りin軽井沢with金宮 ②再突入(後編)

いよいよ中に入り、あさま山荘を目指す。
ここに来るのは3回目だろうか。
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この別荘地調べてみると、もう50年以上の歴史がある。
そもそもあさま山荘事件が45年にもなるから
当然と言えば当然。
当時は別荘ブームにも乗って、
開発が進み5000戸を数えるらしいが
それも今では空き別荘も多そうだ。
最盛期には三越の商業施設もオープンしたほどで、
レイクタウンの名の通り、入るとレイク(湖)があり、
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その畔にはショップが軒を連ねるもシャッター通り
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それでも一部は頑張ってオープンしている。
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さあ、いよいよ別荘地へGO!
このトンガリ屋根の建物が目印。
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ここから山を駆け上がる。
この建物調べると宿泊施設らしい。
鬱蒼とした急勾配の森の道をひたすら上る。
ナビの通りに行くも大体あっしが思い描いていた
方向の通りに車は進む。
しかし、仮にここの住人だったとして
それでもたどり着くのは至難の業に感じてきた。
まぁ、体のイイ樹海のようだ。
とあるカーブを曲がるとそこにはほこらのようなものを発見。
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確か事件の時、殉職した警察官が2人いたが、民間人が1人犠牲になった。
その方達を慰霊する碑だったと思う。
するともう近くにある。
手を合わせ、そのまま坂を上がってくると、、、
「ここだぁ」とひとり車内で声を上げる。

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屋根の色が赤く変わっているが
まさしくここがあの昭和47年2月19日から28日にかけ
日本中の目を釘付けにしたあさま山荘事件の現場だ。
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機動隊と連合赤軍が対峙し、
銃撃戦をここで展開したのは本当に信じられない。
何せ、クルマ1台通るのがやっとの道だ。
こんな至近距離で撃ち合うなんて、、、
実際に立ってみるとその距離感が恐ろしい。
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壁にある四角い換気口?の隣にあった
銃眼からこちらに向かって
バンバン撃ち込んでくるんだからたまったもんじゃない。

ちょっと見づらいが、脇から見た様子。
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反対側から
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こんな道です。
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下の道から見上げたあさま山荘
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以前に比べて周りの木々が繁茂しすぎて
わかりにくいが、よく見る映像の通り。
まさしく天然の要害、難攻不落のあさま城と言ったところか。

ここが戦後安保運動の終焉の地である。

(つづく)