のんびりと言っても、
この歳だと起きる時間はのんびりしていても変わらない。
まだ薄暗い４時過ぎにおきてしまう。
本来は、森林の中をランニングしたいところだが、
そこの部分はのんびりしたい方が勝った（笑）。
コンビニまでクルマでひとっ走りして、
それから朝食の準備。
目玉焼きに玉ねぎの炒め物、アスパラを茹でて
キュウリの浅漬けを作った。
朝ドラなんかを見てひと息ついたら
9:30位になったので、
乗馬クラブへ赴く。
着くとオーナーの姿はないものの、
馬たちは厩舎から出て遊んでいる。
柵からしばらく見ていると、
馬があっしを見て近づいてくる。
随分と懐っこい。
もうしばらくしたら、厩舎の中の窓から
「おはようございます！」
と、ようやく気づいたようで挨拶される。
寝藁の掃除など忙しい中、こっちへ来てくれた。
昨日もらったパンフを読んでいたので
最後のページにオーナーのプロフィールが書いてあり
小さい頃から乗馬クラブに通い
大学も北海道の大学へ行った。
（聞くに、乗馬部が強いのとイイ馬がいるということらしい）
それに飽きたらず、豪へ留学したり
突っ込みどころが満載なので
いろいろと質問した。
昨年６月にオープンしたここは悲願であったようで、
まだまだ、足りないモノが多くあるようだが
「すごい、楽しいですね～」とリア充感満載。
なんかすっごく格好良く見えた。
「敷地は広いようですけど、どのくらいですか？」
と聞けば、
「あの見えている範囲までです」
そんな答えを言ってみたい（笑）。
「ちょっと、ぐるっと見させてもらってイイですか」
と、ことわってから施設の敷地を歩いた。
この草原の中で馬と過ごすのは
それはそれは格別だろう。
クラブの名前になっている白樺。
パンフを見るに植樹したわけではなく自生とのこと。
これまたスゴイ。
ここは小さい川に囲まれていて
一番奥には人工ではあるが滝がある。
水音のアルファー波でしばらく癒される。
別の川の合流地点では水煙も見て取れた。
霧っぽく幻想的な感覚でもある。
ぐるっと一回りして、またオーナーの元へ
また、いろいろと質問しながら話していると。
１頭の馬が柵から首を伸ばしてあっしに近づいてきた。
「触っていいんですか？」と聞けば笑いながら了承。
鼻筋をなでる。これがカワイイ。
「名前は？」
「ティアラっていいます」
メスなのだろうか？
ティアラ号
ここにいるウマたちはホンに懐っこくてカワイイ。
これが、初心者に向いてないなんて思えないくらいだ。
あんまり長居しても悪いので
また来た時は立ち寄ることを伝え、
しっかり乗れるように頑張りますと言って後にした。
（つづく）
