帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

あんまり、、、

見たいと思った映画は、その思い入れもあるし
特に先入観やほとんど事前の知識がない状態で
「ああ面白そうだな」という理由のみで見た場合。
あんまり外れはなく、仮に評判が悪くとも
結構自身では気に入っていたことが多かった。
ちょっと面白くないこともあったが、
そのストーリー性や役者の演技に魅了され
まぁ納得して帰る事が多かったけど、、、

「羊の木」という映画を観てきた。
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これがあんまり面白くなかった。
上記のチラシや予告編をみて
ミステリーというかサスペンスというか
なにやらワクワクして、キャストもなかなかの布陣。
じゃりーずが主演でチョット不安だけど、
錦戸クンは中でも演技に定評があるそうだし、
あんまり事前に調べず、原作がマンガとか
監督が「桐島、部活・・・」の吉田大八だったり
直前まで知らなかった。
逆にそうした状態で観た映画だから
ある意味素直で真の感想と言ってもイイ。
原作とは違うオリジナルストーリーということで、
その辺は「桐島、」も同じだが
「桐島」の場合は原作も読みたくなったし、
それは昨年見た「きみの膵臓が食べたい」も同じで
実際に2つとも読んだ。
しかし、これはあんまり読みたいとも思わない。

物語は、仮釈放の受刑者は身元引受人がいないと
仮釈放できない。刑務所内の受刑者過多と
人口減に悩む過疎地の自治体の利害が一致し
国家機密プロジェクトとして、自治体が引き取り
住居と就業を世話するというところから始まる。
もちろんあり得ないが、結構リアルな社会問題で
この辺からして面白いと思ったんだけど、
もうちょっと何かあるんじゃないかと
期待しすぎたのも悪かったか?
それに、まぁ頑張ってはいたけど、錦戸クンも、、、
あの自然体の演技だけでは、どーなんでしょう?
じゃりファン「オリキ」だけが喜ぶ映画になってしまう。
アイドル映画にしてはシリアスだ。
その中でも良かったのは龍平クンと木村文乃さん。
文乃さんキレイ。ステキ。芝居も上手い。
優香さんのエロイ演技も結構振り切って、
こんな演技するんだぁと新たな発見。
いろいろと見どころはあったんだけど、、、
ちょっと残念だった。

次ィ~!