開会式を終えてもまだ10時前。
あっしの出る10㎞は11時スタート。
時間が有り余ってる。
ウォーミングアップしたりもするが、
そんなには出来ない。
それどころか気温が上昇しているのが
文字通り肌で感じてきた。
スタート前から汗ばんでいる。
その間、２㎞だか３㎞の部が始まる。
距離が短いので子供対象のレース。
Ｍ高史も走る。
川内クンそっくりのフォームで走る。
先頭で走るも、ラストは１位の子を励ましながらフィニッシュ。
まわりからは「優しい～」の声が上がる。
Ｍ高史さんは、会場でも気軽に写真撮影に応じて
握手も両手でしっかりと握手し、
握手しながらちゃんとヒザを曲げ
低姿勢で対応していた。
きっとイイ人に違いない。
そんなこんなで11時。ようやっとスタート地点に整列する。
ピストルが鳴りスタートする。
ほぼ最後尾から走りはじめたあっしは、
ダラダラとゆっくりと走る。
先頭は遙か先、結構長い帯になっている。
走り始めてすぐに後悔。
気温が高くて最初の１㎞でバテバテだ。
５㎞のコースを２周するのだが、２周はもたない。
２㎞３㎞とラップ見るに、１㎞７分ペース。
あっしからするとやや遅めのペースなれど、
遅いペースに感じられないほど。
１周目、右の土手の上には折り返しのランナーが。
バテバテでピンぼけ画像（笑）。
必死のパッチで何とかスタート地点に戻ってきて
２周目に入る。
そこでＭ高史さんが水を用意して待ちかまえている。
「頭から掛けちゃっていい？」と目の前に来た時に言われ。
「はい、どーぞ。お願いします」と帽子を取って頭からざぶん。
「ありがとー」と礼を言って走り出す。
これが気持ちいい。生き返る。
途中の給水所でも水はもちろん飲むが、
水を頭や体に掛けた。
しかし、たかが紙コップ。涼が違う。いや量か。
２周目を折り返し、あと２～３㎞。
もう歩いている連中も多くいて。
あっしも足が止まり、歩いたり走ったり。
とにかく暑い。一番ツライ走り。
真夏でもあっしは走るが、いつも走るのは早朝。
真っ昼間に走ったことはない。
これならフルマラソンの方が楽だ（笑）。
東京オリンピックのマラソンは８月と聞く。
ホンに大丈夫か？
途中、このマラソンの意義でもある五色桜の並木。
ここを走ると結構涼しい。
本当は満開の中走りたいが、立派な葉桜。
それでも少しだけ八重の花びらを見せていた。
何とかフィニッシュし、速報のリストを見たが
１９８人中１９３位wwww
後ろにまだまだ居たのに、、、、
10㎞男子は240人くらいのエントリーなはず。
結構リタイヤが多かったようだ。
史上稀に見る過酷なレースだった。
（この項終わり）
