帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

日本人のDNA

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今、上野で縄文展をやっている。
以前、勤め先にいた歴史学科出身の歴女から
古墳のことをいろいろ教えてもらい、
数年前まで夏休みの古墳探索は、
勝手な自由研究で当ブログでも紹介してきた。
その彼女がよく言ってたのは、
縄文土器は素晴らしいです!」
何言ってるかわからなかったが、
ちょっと興味をそそられ見に行ってきた。
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1万年の美の鼓動という副題のことを
おそらく彼女は訴えたかったんだろう。
行って分かったのは、確かに縄文土器はものすごい。
縄文の名の如く、縄目(なわめ)を粘土に押しつけて
装飾を施して土器を焼いた所から縄文の名が出来たと
昔、歴史で習ったが。
火焔式土器なんか縄目どこの装飾じゃない、
使いにくいうえこの上ない(笑)。
だけど、太古の昔に
こうした手の込んだ装飾を施した文化って言うのは
たいしたもんだ。
展示の中に、同時代の諸外国から出土した
土器の展示も行われていた。
ざっくりとしか見なかったけど、概ね普通の土器。
まぁ何の変哲もない。
縄文土器の派手さに比べたらダイソーの茶碗くらい(笑)。
日本人の付加価値を付ける能力というか
アイデンティティというか、もの凄いエネルギーを感じた。
土器だけでなく、土偶などの人型の国宝6点が陳列。
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この人型もなかなかのもんだ。
日本人としてこのDNAを持った幸せを感じる。

ほとんど撮影禁止だったが、
最後に三つだけ撮らせてくれた。
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9月2日まで開催中。
もう一回くらいは行ってみたい。
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