子の幼稚園の園長先生が昔
「這えば立て、立てば歩めの親心、
我が身につもる老いも忘れて」
という歌をよく言っていた。
どおりであっしも老けるわけだ。
子供が生まれた際に、よく言われるのが
「この子が２０歳の時には自分は＊＊歳で、、、」
やはり、この20年が基準になっている。
実際にこうして迎えると、特段の感慨はないが
ただ、自分の老いが実感されるだけになっている。
そう言えば18歳成人になるんだっけ、
少しは老いも緩和されるのだろう。
今の二十歳はまだまだ子供で、
「本当の成人は３０歳だ」と
ずいぶん前に聞いたことがある。
最近は収まってきたのか
荒れる成人式のニュースを見ると
まぁそうだなぁと思わざるを得ないが、
ウチの子を見ていてもまだまだだなぁと思う。
しかし、世の中的には何かあれば
少年Ａじゃなかった少女Ａではなく実名がでるし、
未成年者で保護者の同意なしでは作れなかったものも
作れてしまう。
やはりそこには責任という名の重石がある。
そんなこんなで、二十歳前にウチの子と二人で
飲みに行こうと初めて行った。
子と飲みに行くのは昔っからの夢であった。
忙しい子と何とか成人前に飲みたいと
３週間前くらいから予定を入れてもらい（笑）、
ようやく夢が実現した。
大学のサークルで結構鍛えているのか
子は結構強いらしい。
ビールは好きじゃないらしく、ハイボールを頼む。
責任と自覚の話をし、
ダンスサークルに所属し、
深夜練習もある時はいざ知らず、
普通に遊びも夜中に出掛けてしまう。
その辺のことをもうちょっと考えてもらおうと、
説教にならないように注意するも、
翌々日早速帰ってこない、、、、（Ｔ＿Ｔ）
まぁ予定が決まってたんだろう、
少しは響いてくれていると勝手に思ってる。
誕生日当日、家族でお祝い。
焼き肉屋さんでパーティ。
店の人に
「この子今日二十歳の誕生日なんです。
何か出ませんか（笑）？」
と言ったら、笑って何も返事がなかったが、
そのあとデザートのアイスに装飾が施された。
ちょっと感動。
ありがとうございます。
全員で写真も撮ってもらい、
満足して帰る。
しかしその夜、早速お出かけになられました～（笑）！
やはり、大人になるまであと１０年？
