帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

国松危機一髪RUN

何とも不謹慎なタイトルで申し訳ないが、、、
先週と先々週のNHKスペシャルで
不定期シリーズ未解決事件の第7弾が放送された。
今回のテーマは、国松警察庁長官狙撃事件。
オウムの地下鉄サリン事件強制捜査の10日後
平成7年3月30日、警察庁長官が狙撃された。
その現場は我が荒川区内。
期せずして、先週丁度10㎞RUNを敢行したところ。
って言うより、事件現場のマンションはちょっと違うところ
という認識だったので、気づかずじまい。
放送を見て、ああ、『あそこだったんだ』とようやく
場所を特定できた。
ならばと、この日曜のRUNも長官マンションの現場へ。
今回はRUNのレポートと、事件現場レポートの
両面が用意されている。
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朝6時半、RUNスタート。
町屋を抜け、火葬場を左に確認しながら
京成線沿いに走る。
隅田川にぶつかり堤防沿いに走ると
すぐに現場であるアクロシティと呼ばれる
マンション群が見えてくる。
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ここまで、あっしの走り始めのスタート地点から
約3㎞弱のところ。
丁度汗もかき始めて身体がほぐれて動きがいい。
しかし、この日はけっこう気温が高そう。
風があるもののそこまでの涼しさは感じられない。

現場に到着。
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まさしく、この川沿いのEポートが長官のマンション。
手前に見える道路に停まっていた
迎えの公用車に向かって歩いているところを狙撃された。
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丁度撃たれた地点から、犯人の方向を見る。
距離にして15~20mくらい。
犯人は右の建物の壁の陰より狙撃した。
こんな感じ。(笑)
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意外と上手に出来たwww
犯人は黒いコートに
帽子を被っていたようではあるが、、、
下の矢印のように出てきたところ
バツの地点で狙撃。
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全部で4発発射し、3発命中。
1発は駆けつけてきた他の警察庁関連の人間に
威嚇発砲とのこと。
タイトルは国松危機3発ということだろうか。

1発目背中に被弾し倒れたところを
お付きの人が果敢にも覆い被さりながら盾になるも
もう2発弾を受ける。しかし青矢印のように
倒れた長官を匍匐前進のように引きずりながら
植え込みの向こうの死角まで移動させたという。

番組から引用は以上の通りだが
テーマは犯人はオウムでなかったこと。
もちろん、当時はあっしもオウムに決まっていると
決め込んでいたが、オウムが起訴された数ある事件の中で
この狙撃事件が唯一犯行を否認したという。
番組は極左でありながら右翼とも通じていた
中村なる人物がその主人公。
犯人ではないかという。
自らの告白による供述は信憑性がかなりある。
出はなぜ逮捕起訴できなかったか、、、
警察内部のいつもの『刑事』vs『公安』の図式が
事件解決を実現できなかったようである。
この対立構図は古くは三億円事件などにも垣間見せ
連綿と続いている。

あっしの取材が終わりRUNへ戻る。
コースは右へと曲がり、
このアクロシティを回り込むように道がある。
丁度脇に出ると、放送でもあったが
犯人が狙撃後自転車でスロープを下ったという
件があったが、それがこのスロープと思われる。
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アクロシティを後にして、南千住駅前をすり抜け
日比谷線車両基地の脇を抜けると
再び隅田川の川沿いへ気持ちのよいランニングコースと見え
ランナー達が数多く走っている。
前方にはスカイツリー、向こう岸には防災団地が見える。
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いざと言うときにはこの団地の開口部にシャッターが閉まり。
(ベランダも閉まるそうだ)
火災の延焼を防ぐというが、この団地ももう何年だろう
かなり老朽化が進んで機能するのだろうか?

気温が高くちょっと苦しくなってきたので
7.3㎞ほどで終了。
川面を見ると川は重くゆったりと流れ
あっしの走りのようだった(笑)。