当然の事ながら、来年の１月成人式。
それはそれは晴れ着のDMが１年前から、
どしどし送られてきた。
のんびり構えて春先あたりだろうか予約しに行ったら
「いままで、お忙しかったのですね」とか
「もうギリギリでした」とか、ずいぶん脅かしにかかってきた。
要は、早くしないと前撮り写真や
当日の美容院での着付けの予約が
良いところ（家の近くなど）が取れないという。
ただ、今年の成人式に起きたまだ記憶に新しい
はれのひ事件もあることから、
前金～残高入金では、事件を引き合いに出しながら
敵も恐縮しながらの対応が印象的だった。
もう１カ月ほど前のことではあるが、
いよいよ前撮り。当日写真を撮るわけではなく
前もって着付けて写真を撮るという。
当日は指定された時間に指定された写真スタジオに向かった。
程なくして、着付けしたウチの子が出てきて
写真はスタジオ以外なら撮っても可というので
遠慮無く撮る。
あでやか！
後ろ姿もｸﾞｯｼﾞｮﾌﾞ！
せっかくだから、あっしと一緒に
ハートサイン（笑）。
この後、バシバシ撮影タイム。
ある程度撮ったところでスタジオから出てきて、
もう終わったかとお思いきや、
別のスペースへ「ご覧になりますか？」と聞かれるも
特に興味ないので、そのまま待っていると
そのスペースから、「イイねぇ」だの
「ああ、すごく撮りやすい～」だの紀信ばりに声が聞こえる。
気になって見に行くと、ウチの子が座敷の障子にもたれて
斜め下に視線を落とし、
花魁のような意味ありげな顔をしてたかと思えば、
鞠持って投げたり、何じゃこれは、、、、？
七五三じゃね～ぞ！ここはスタジ●ア●スか？
立ち姿のよくある写真を撮ればそれでいいんじゃね？
やっと撮影が終わり、まだ時間がかかりそうなので
あっしだけ先に帰途。
結構時間がかかって、ウチの配偶者と上の子が帰途。
「ずいぶん時間がかかったね？」と聞くと、何と
あれから、撮った写真を見せられ。
あれいい、これいいですねなんて言われてたら
結局ウン万円になってしまった。と告げられ驚愕した。
どうも通常の立ち姿だけなら、
先に支払った金額の中に収まっている。
障子だとか鞠だとかのオプションで
そこの写真スタジオは食べているようだ。
まんまと虎口の中に飛び込んでしまった感。
七五三の時のス●ジオアリ●思い出す。
「何枚撮っても無料です。写真に焼くときだけ料金がかかります」
そう言われて、調子に乗って衣装をとっかえひっかえして
バシバシ撮ろうモンなら、あとでPCの画面を１枚１枚見ながら
「この写真はどうします？」
不要と答えると、「じゃあ、削除しますね」とか
「消します」とか、ウチの子が消滅してしまうかのような脅迫を受け。
「ああ、ちょっと待って、、、」と何度言ったことか。
全部は買わなかったが、結局撮れば撮っただけ
残しておくショットもいくつかあるというモンだ。
敵もさるもの、ひっかくもの。
料金に写真代も入っているものの、そう言うことか。
３年後は下の子だ、、、
子は女の子でよかったけど、
こればっかりは男の子が羨ましい。
スーツ１着買ってやればそれでOKだもんなぁ。
この日はあっしの誕生日。
スタジオ帰りにあっしの好きなモンブランを買ってきてくれた。
