帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

グ~タララ~、ス~ダララ~

ff491767.JPG20世紀少年最終章をみた
1、2章とみて
楽しみにしていた
3章であったが、
見る前にいろいろ調べると
ネットでの評価が
それほど良くない。
全然ダメではないのだが
☆3.4くらい。(ちょっと微妙)
確かに長く複雑な原作を限られた
時間や映像の中で表現するのは
無理がある。
そうした意味で言うと
ちょっとドキドキした気持ちで
見に行った。
結果は…

自分的には良かった。
☆☆☆☆はあげたい。
最後ケンヂ(唐沢君)が
ボブ・レノン」を歌うシーンは
(原作では歌わない)
感動とまでは言わないが
かなり印象深く残った。
そして、エンドロールのあとに
試写会でも見せなかった
10分間の結末へとつづく。
その結末も何となく良かったというか
原作を読んだ者として十分に理解出来るし
原作者、浦沢氏も絶賛している。
評価の低い人は概ね原作を読んでない人が多い。
確かにこれは仕方ない。
とにかく複雑で、アポロ11号から約40年の
時間の枠で話が展開している。
セリフも説明的なセリフが多かったし、
原作で結構重要なポイントも
省略されて薄っぺらい部分もあった。
また、主人公カンナ役の平愛梨ちゃん。
女優向きの良い面構えに思うが、
相変わらず演技が…
でも面白い。いい映画だ。
ケンヂの良いセリフがあった。
原作にもあったが、
『悪になるのはたいへんだ
 正義の味方になる方がよっぽど楽だ』
これから見る人は
原作を読んでから見た方がいい。
お貸します。
原作者浦沢が作った
ボブ・レノンは良い曲だ
でも、耳から離れない。
グ~タララ~、ス~ダララ~