帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

つつじの嵐

5c6d03e4.JPG遅ればせながら
連休のお話。
今年の連休は3日を
除いて出かけなかった。
その日館林のつつじが岡公園へ。

以前館林に仕事で行った時に
その公園で15分ほど時間を潰した。
その時は今よりちょっと後、
つつじは終わっていたものの、
しおれた花を見る限り
これは満開だったらもの凄いだろうと
容易に想像できた。
それだけで行ってみたいと思っていた。
しかし、それから軽く10年は経ったと思う。

いよいよ念願叶って北千住から
東武りょうもう号にて館林へ。
本当は一つ手前の茂林寺前駅で降りて
分福茶釜茂林寺へ寄って近くの
野鳥ガーデンへ行ってから
つつじが岡公園へ行くコースを
考えていた。
野鳥ガーデンではこれまた芝桜と
ネモフィラが見事に咲いているらしい。
でも、茂林寺前にはりょうもう号は止まらない。
しかし、公園間でシャトルバスを
運行しているらしいので
どちらが先になっても良いなら
先ずは降りた館林でつつじを見てからと、
駅から公園へのシャトルバスを待つ。
この時期だけ駅と公園、公園と野鳥ガーデンには
シャトルバスが走っているらしい。
歩いても15~20分程度だが
子らもいるのでバスを利用する事に。
しかし、いくら待てども来ない。
20分ほど経ってからようやく乗車。
そこで分かったのだが、
市内は大渋滞。なかなか来ないわけだ。
乗ってからやはり20分以上かかった。
駅に降りてから40~50分ほどで
やっと現地に着く。
想像していたがもの凄い人。
きっとこの時期以外には
こんなに人が来る事はないだろう。

それはともかくつつじ鑑賞。
暴力的とも言えるほどの花の勢いを感じる。
桜と違いすぐに散ってしまう刹那感はないが
これほど派手に咲いていれば
どうしても気持ちが昂揚してしまう。
中には樹齢650年のつつじがいくつかあり
忘れてしまったが、誰が誰のために植えたとか
謂われが書いてあった。
そんなに長生きできるとは…
普通つつじと言えば、
腰高程度のイメージしかないが、
そうしたつつじを見ると幹は650年の木とは
思えないほど普通だが、確かに背は高い。
不思議な感覚の植物だ。

この日はとても暑く、
人も予想通り予想以上にいたせいか
小1時間ほどで鑑賞終了。
お腹も空いたので食堂へ。
そこは、昔の鉄道の切符発券を思い出すような
硬券で親指で1枚1枚取る昭和の食堂。
懐かしい感覚。
こうした数十年前の光景を見る限り
比べものにならないが、
650年のつつじもココに生き続ける事が納得できる。

ビールもあおったせいかだいぶ疲れて
野鳥ガーデンに行く気力も失せた。
残念ながら野鳥ガーデンと茶釜のお寺は
またの機会に。

昔は全く“花”に関心を持たなかったが、
年を取ったせいだろうか?