ランニングも相変わらず週に1回。
週に2回、3回と頑張らなければならないが、
なかなか回数が上がらない。
まあそれでも10㎞、約1時間強走っているし、
身体もそれに慣れつつあるので
とにかく走っとこう。
先日の日曜日、
いつものように走ろうと思ったが、
そう言えば正月にいつもの
神田明神に行っていない。
ウチから神田まで概ね5㎞、
丁度イイ距離だ。
ちょっと遅い初詣に我が生地神田を目指す。
神田方面に行く場合、
3通りある。
一つは入谷まで出て、昭和通りを行く。
あるいは、上野の山を登り谷中を突っ切って
中央通りに抜けてまっすぐ。
最後は山を避けるように、不忍通りを行く。
分かりいいのは最後の不忍通りだが、
如何せん歩道が狭く
当然の事ながら信号がままある。
しかし、通りと並行するように裏道があり
人通りもクルマもほとんどない。
通称谷中のへび道。
この道を思い出し、走り始めた。
なぜへび道かと言えばご覧のようにくねくね
面白いように曲がっている。
途中にパン屋?や皮革専門店など
コジャレた店がもあり、あっしとは対極のエリアもある。
散策するにはもって来いの道。
この道、調べると元は藍染川という川があり
いや、今でもあるようで暗渠になっている。
藍染川といえばウチの近くに京成線が走っているが
その脇をずっとやはり暗渠になっているようで、
それも同じ名前の川。
まさかへび道につながっているとは思わなかった。
元は隅田川の支流だろうか?
へび道を通り最後は不忍池に注がれるとのこと。
くねくねして走りにくいものの
クルマも人も邪魔になるほどはなく、
上野に無事抜ける。
そこで初めて不忍通りへ合流、
不忍池を左に見ながら湯島を抜けて外神田へ。
とりあえず神田川まで行こうと昌平橋まで走り
踵を返し明神坂を上る。
相変わらずの人出をかわしながら鳥居をくぐり到着。
神田明神(みょうじん)と呼ばれるが、
正式には神田神社。しっかり門の看板にも書いてある。
少し時計を止め休憩がてらに参拝。
あっしの手を写り込ましての撮影。
アディダスの手袋をつけてます。
ここは平将門を祀る江戸総鎮守。
西国で首をはねられても、
その首が江戸まで飛んできたと言われる
ものすごいお方だ。
東京を走るんだからご挨拶しとかないと。
是非ご守護を!
束の間の休憩もそこそこに神社を後にして
また走り始める。
裏の参道の階段を駆け降り
再び不忍通りへ。
来た道をたどり帰途に着く。
途中、信号にもかなり引っ掛かり、
神田明神にも参拝したから
あまり参考にもならないが、
平均ペースで思っていたタイムが出たし、
故障もなく、ちょっとバテバテながら
久し振りに楽しめるRUNだった。
観光?しながらランニングするのを
マラニックと言うらしい。
マラソンとピクニックを合わせた造語。
次回もマラニックでしながら距離を伸ばすとするか。
大体本番も東京の観光名所を走り抜ける
マラニックみたいなもんだよな。
そう考えれば少しは気持ちが軽くなる。