未だ残雪、姿残している荒川土手を中心に
２０㎞ＲＵＮを敢行。
雪かきの腰痛まだ癒えぬ状態で走ってきた。
最初の５㎞程は、とにかくゆっくり。
千葉では大雪だったようで、
ここ東京も粉雪舞う寒さ。
耳からは
「粉～雪ぃ～、ねぇ」と
レミオロメンが歌っている。
身体がほぐれてきた頃に
まぁまぁゆっくりながら
長く走れそうなペースをつかむ。
実は約２週間前にこの土手のコースを
１５㎞ほど走ろうと試走した時は
足裏が痛くなり、結構辛いＲＵＮになった。
新しいシューズの試走も兼ねたけど
まだ慣れないせいか、痛くなってしまった。
しかし、今日はシューズも絶好調。
身体が自然に動く感じがする。
だいぶ慣れてきたようで、
ホンにいいシューズだと思う。
荒川の上流に向かいひたすら走る。
寒い中でもお仲間もそこそこいらっしゃる。
今日の折り返し地点は岩淵水門。
荒川と隅田川の分岐点である。
ちょっとわかりにくいが右に流れるのが荒川。
左下に向かう流れが隅田川になる。
左端に見えている水門は旧岩淵水門。
以前ブラタモリでもやっていたが、
今の荒川は人工的な川。人が作った川だ。
隅田川がよく氾濫し、それより上流の流れを
別に通すために掘ったものらしい。
だから地図にはいまだに「荒川放水路」と
ここより下流はそう記されている。
川ではなく、放水路なのだ。
あまり水量が多い時に、隅田川下流の危険を考えて
この↓水門が閉まるらしい。
頑丈な水門。全部で３枚ある。
ここまでで、7.5㎞。
折り返してウチの近くの
スタート地点にもどれば丁度１５㎞。
折り返すも時折粉雪がまだ舞う。
結構寒いと思うが、走っていると意外や感じない。
寒いせいか汗もあまりかかなく
これも意外と走りやすい。
ペースはそのままで来た道をもどり、
だいたい１０㎞くらいの所だったろうか
前回１５㎞走った時も同じだったが、
人は１０㎞超えるとものすごく腹が減る。
走っていてその感覚に襲われると
もう居ても立ってもいられない程イライラしてくる。
そして、足も重たくなってきた。
足の付け根あたりだろうか重たく、
足を前に出すたびに鈍く、重たい。
しかし不思議なモンで止まろうとは決して思わない。
何とかスタート地点に戻ってきて１５㎞。
それから、ここ起点の
いつものＡコース（約５㎞）のスタート地点にもなっているから
Ａコースを一周まわればこれで２０㎞完走だ。
しかし、腹減った～。このままでは保たない。
仕方がないので最近出来たイオンの“まいばすけっと”で
チョコパイ９８円を購入。
一気に食べて再び走り始める。
もう、この時点では正直身体が固まってしまっている。
ここで止めようかという選択も考えなくはなかったが
とにかく２０㎞をボロボロでもいいから
どんな形であれ走りたい。
ペースはちょっと落ちてしまっているし、
少しは歩いたりもしたけど
本番前に約半分（２０㎞）は経験したかった思いで
何とか２０㎞走りきった。
時間は２時間１８分くらい。
途中クルマに進路妨害されたり赤信号で
時計を止めてなかったりしたから、
正確にはもっと早かったりするかも知れないが
まぁこんなもんか？
２０㎞の距離というのは東海道線で言えば
東京駅から川崎駅を超え鶴見の手前あたり。
東北線で言えば上野駅から浦和駅。
小田急線で言うと新宿駅から読売ランド前駅。
う～む、我ながらよく走ったもんだ。
初２０㎞でタイムよりもゆっくりでイイから
完走できたのは大きい。自信にもなる。
でも、この倍走るんだ。
倍返しとはこの事か？
