帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

犬のいる生活 1

前回の話を受けて我が家の犬の続き。

犬のいる生活はもちろん初めてで、

ちょっと前まで犬のオーナーになるなんて

思いもつかなかった。

そんなんだから、我が家の生活はそれにより一変した。

今まで飼っていたのは、金魚、オカメインコ、ウサギ、

ハムスター数匹。それにウチの配偶者は結婚する前には猫を数匹飼っていた。

みんな犬の経験は全くない。

動物好きの下の子が高校と専門学校で犬を世話した程度。

それでも昨年の1月、通っていた専門学校で

学校犬が春に引退するそうで、その引き取り先を学校側が

探していた。そこで、うちの子が手を挙げて

お試しのお泊り会があった。

当該犬は柴犬の「カイ」君

(カイ君。今やこんな写真しか残っていない、、、)

土曜日の朝に学校に引き取りに行って

いろんな公園に連れて行ったりした。

日曜日の夕方返した時には、ウチらはすっかり情が移って

帰りの車の中は終始無言だった、、、(笑)

その時から聞かされてはいたが、手を挙げたのは

うちらだけではなく、ほかにもう一人いたようで、

それから1週間くらいだったろうか、

学校からカイ君落選の報が来た。

その時の我々の落胆ぶりと言ったらなかった、、、

その後からだ、我が家の怒涛の保護犬施設活動が始まった。

北へ南へ東へ西へ、毎週とは言わないが

関東圏内、いろいろなところに出向いたのだった。

(彼らは今幸せに暮らしているだろうか?)

いろんなところに出向いて行ったが、

保護犬というのはいろいろと難しい。

基本、ペットショップで売っているのは子犬だが

保護犬は子犬もいなくはないが、ほとんどが成犬、

大人の犬だ。しかもオーナーに虐待されていたり、

ほとんど一匹オオカミならぬ、一匹野犬で暮らしていたり

人間に不信感や慣れていない環境だった子も多く、

そうした施設で近づこうにもずっと陰に隠れていたり

吠えまくっていたり、いつ里親が見つかるのだろうと

心配する子もいっぱいいた。逆に人懐っこい子もいて

どこの施設も保護犬カオスの状態を味わえる(笑)。

そして、昨年9月。都内で行われたある保護施設団体の

譲渡会で、うちの「ミル」に出会った。

 

保護団体のウチに決まった時の様子。

この写真で募集もしていた。

譲渡会に行ったとき、7〜8頭の犬が来ていた。

中には積極的にアピールする子もいれば、

預かりボラさんの陰に隠れて怯えている犬もいて

大体の出席犬に接見してきた頃だろうか、

遅れて運命のミルがやってきた。

(つづく)