譲渡会に行くときは、その団体のHPをチェックすると
参加する保護犬が見られる。
行く前からミルのことはあっしの中で候補には入っていた。
配偶者も気にしていたようだ。
しかし、行ったときにはまだミルは到着していない。
概ね参加していた犬と接したときにミルがやってきた。
最初にお手合わせしたのはあっしらだった。
あっしが近づくとなんの気構えもせず頭を撫でさせてくれた。
思わず「かわいい~」と言うと。連れてきた預かりボラさんの
若夫婦のご主人さんがミルに向かって「かわいいってよ~」と言ってくれた。
なでなでしながらいろいろとお話すると
「ずっと寝てます。犬というより猫みたいです」
そんな犬いるんか? というのが正直な感想。
また「用足しは完全外です。家のトイレスペースではしないんです」
とのこと。よくそうした犬がいるらしいが、ミルがそれだった。
動物を飼うに覚悟すべきは便である。家の中で飼うなら粗相もありうる。
しかしミルは完全外派。家の中ではしないらしい。
そこが、ペットショップで仔犬を飼うのと、
成犬になった保護犬の違いといえる。
保護犬でも仔犬はいなくはないが、少数派。
仔犬であればうまくしつければ家の中のトイレスペースも覚えるが、
成犬からだと難しい。
それに加えて「お腹がゆるいんです」と言うか言わないかのウチに
ゆるい💩が出てきた(笑)。持ってる!スゴイな!
さらに加えて「毛の抜ける量がすごいんです。ほらッ!」と
背中を少しつまむと毛が取れてきた。
ネガティブカテゴリーをカミングアウトしていただいて
逆にありがたかった。
(初めての遠足 茨城のイバライド)
とりあえず全部の犬と接見し、帰途についたが、
あっしとしては、前回紹介したトライアルで来たカイ君の思いが捨てきれず、
できれば柴犬がいいかなと思っていたので、その日来ていた柴犬の子に
照準を合わせていたが、配偶者はこのミルが気に入ったらしい。
我が家では、犬らしい犬はミックス犬というのが定説にある(笑)。
実際にふれあったのは、あっしと配偶者だけであったが、
ウチの子らも含めた家族の総意としてミルを迎える決議がなされたのであった。
(つづく)