帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

413球の奇跡

感動せずにはいられない。
オリンピックのソフトボール
上野ってすごい。
2日間で3試合完投、
20日は9イニングと12イニングの延長戦。
これだけで併せて21イニング、3試合分投げ、
21日の決勝も完投。
413球の3完投だが、4試合分投げた事になる。
野球でよく言う神様・仏様・上野様。
昔の阪神の村山のような悲壮感の連投は、そこにはない。
前向きの、時折見せる出っ歯の笑顔が印象的だ。
土佐礼子も出っ歯の矯正より外反母趾を治してほしかった。

この五輪、日本でいえば前半は北島。
後半は上野の凄さが光っている。
北島には国民栄誉賞という話もあるが、
上野にもあげたい。
さぁ、今日は間もなく野球の準決勝が始まる。
何とか頑張ってもらいたいものだ。
五輪は前半に柔道や競泳があるからある程度
「金」ラッシュに湧くが、後半陸上が始まると
なかなか金が出づらくなるのが特徴。
今、日本の金は9個。
大会前最低10個。12個以上も期待できると言っていた
評論家もいたが、所詮はこんなモンだろう。
よく頑張っていると思うが、
やはり五輪はメダルを取ってナンボだ。

五輪の父、クーベルタン
「オリンピックは参加することに意義がある
とよく言われるが、実はこれだけの言葉でない。
その言葉には続きがある「…だが、勝たねばならない」
つまりは大舞台を用意したのだから、
そこで勝たなきゃと言っているのである。
私もテレビを見ながら無責任に応援しているものの
出ている彼らは、交通費からユニフォームから
日本の代表として血税を使っている。
「力を出しきったから悔いはありません」
「楽しかったです」
などと言う奴は、観光にでも来てるつもりか!
と、言いたくなる。
銅でもいいから取ってこい!

話は変わるが、銅は銀よりも価値があるように思える。
競技にもよるが、準決勝で負けたら、3位決定戦にまわる。
要するに銅を賭けての戦いだ。
銀は決勝で負けてもらうもの。
銅は勝ってもらい、負けたら何ももらえない。
だから銅は本当の意味で崖っぷちの
戦いだから、価値が高いと思う。
浜口京子があんなに喜んでいたのも分かる気がする。
ママで銅だった谷亮子はちょっと沈んでいたが大丈夫。
銅は「金と同じ」と書く。

がんばれ!NIPPON!