帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

銭湯 2

銭湯レポートの2回目
今回は町屋にある「カネカ湯」。
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ちょっと何の画像かわかりにくいが、
遅く出かけてしまったため暗くなり、
何だか分からない。
実のところ、
まだ行ったことがない目当ての銭湯があり、
今回は確かこの辺に・・・の感覚で出かけ、
見事分からなくなり、
「仕方がない近くの分かっている銭湯にするか」
と思ったが、
ナントその銭湯が定休日。
滑り止めのそのまた滑り止めに入浴。
滑り止めと言っても、特にこの銭湯が悪いわけではないが、
すでに何回か入っているので、
やはり、初めての銭湯を中心に最初は
回っていきたい願望がある。
まぁそれはともかく、ここの銭湯は
マンション型の銭湯。
マンションの1階に銭湯を作り、
上はマンションとして貸しているようだ。
ここのマンションは風呂なしか?
と心配するがそんなことはないと思う。

新し目の造りだから結構キレイだ。
入口が自動ドアで中に入り下足を脱ぐ。
ちょっとした衝立がありそこは
フロント式の番台でおばちゃんが待っている。
左側にある男湯ののれんをくぐると
ちょっと狭い脱衣所。
ロッカーを見るに、そこの鍵がちょっと変わってる。
普通平べったい鍵にゴムひもが通り、
手首や足首にかけて湯に入るが、
ここは、普通の鍵。(さくら錠製)
しかも名刺の倍はあろうかという大きさの
白いアクリル板がついて、「カネカ湯」の文字。
反対側には「ロッカー番号」の表示。
こ、これを手首に巻くの?
浴室に入るともちろんそんな人はいず、
皆さん目の前に置いてある。
ちょっと不用心だが、
鍵を流されるのを防ぐためかも知れない。
さて入浴だが、ここのカランの湯は熱い。
非常に熱い。そのままならやけどしそう。
湯船はどうなっちゃうの?と心配するも
カラン程は熱くなく、まぁ丁度いい。
その湯船。ここはバラエティだ。
まずは座浴で腰に当てるジェットバス。
浴槽下からボコボコ泡が出るバイブラバス。
ちょっと高温のラドン温浴
そして脇には別料金(¥300)のサウナまである。
こりゃ結構楽しめる。
しかし、如何せん狭さはぬぐいきれない。
天井もマンション型銭湯だから一般よりも低めで
少し圧迫感がある。
昔からよく前を通っているので、
築年数は結構いっていると思うが
そこはマンション型、新し目なのできれいな感じで
気持ちがいい。
新し目のデメリットとして富士山がない。
ペンキ画は無理なのだろうか、タイル画になっていて
男湯は鶴が山里を群れで飛んでいる画だった。
数えたら大小合わせて27羽。
女湯はほんの一部しか確認出来ず分からない。
何やら森や林のようなものが一部だけ見えた。
メガネもないのでよく分からない。

そう言えば、銭湯へ行くたびにもらってくる冊子がある。
その名も「1010」(せんとう)フリーペーパーだ。
ちなみに北千住の商店街にも同じ表示が。
そっちは「せんじゅう」(せんじゅ)なのだろう。
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今回の表紙が阿部ちゃん主演の映画
テルマエ ロマエ」になっていた。
ご承知の方も多かろうが、
ローマ帝国時代、帝王から浴場の設計を
託された建築士が、
東京の銭湯にタイムスリップする話。
ぜひとも銭湯の良さをローマ帝国にも
受け継いで(?)欲しいモンだ。
来週のゴールデンウィークから公開。
銭湯復興会議の議長としては見逃すわけにはいかない。
もしかしたら、銭湯ブーム到来か!?
(ンなわけない・・・)