今年の夏休みは諸般の事情により
泊まりがけの旅行はなし。
丁度私の休みに合わせたかのように
上の子が塾の講習に出かけた。
また、休みの冒頭から奥さんの発熱などがあり、
家事全般をこなしていく不吉なスタート。
仕方がないので、
せいぜい買い物や今月からはじめた
スポーツジムへ数回通ったくらい。
しかし、休みに何かし忘れた事を思い出した。
それはローカル線への乗り鉄や先月とある仕事で
偶然話に出た、さきたま古墳を見に行くことだった。
その事を、もう休みがあとわずかで思い出し、
早速出かけることに。
しかし、残念ながらローカル線は時間に制約がありすぎる。
行くとすれば、小湊鐵道からいすみ鉄道と考えていたが、
前述の子の講習が午前中で、１２時４０分に家に帰ってくる。
そこで昼を食べさせなければならない。
せいぜい、出かけれられるのは午後１時すぎ。
そっから千葉の奥へは行くだけで日が暮れてしまう。
今回は乗り鉄は諦め、古墳を目指す事に。
先週の火曜日、午後１時過ぎだったか
クルマでさきたま古墳を目指す。
念のため、子に古墳を見に行くのだが、
一緒に来るか聞いてみる。
すると。
「古墳？、土を盛り上げたモン見てどうするの？」
「今日行くところは鉄剣が出てきた貴重な古墳なんだ」
「テッケン？あのお笑いの”鉄拳”が出てくるの？」
「もういい・・・」
あの鉄拳が古墳から出てきて、
「鉄拳のこんな古墳はイヤだ」って
上手な絵のネタを披露してくれるわけないだろうに。
気を取り直して首都高に乗り、東北道へ。
加須ICで降りて国道を西へ向かう。
道が片側一車線なのでなかなか速く進まない。
何とか着いた時は２時半を回り３時近かっただろうか。
この後、のぼうの城の忍城も行きたいけど
見る時間が・・・とにかく早く見よう。
だだっ広い公園を回り込むようにクルマを走らせ、
田園風景をみながら駐車場に入る。
降りてみて気づいたのだが、いや分かってはいたのだが、
このさきたま古墳。場所は行田にある。
行田市はあの日本一暑い町熊谷の隣だ。
クルマから降りるとものすごい気温が身体を包む。
この日、３６度位あったようで、真っ昼間のこの時間が
一番暑く感じる。
つづく
