帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

古~墳2015 〈2・埴輪はあれど〉

気を取り直して、古墳シリーズの続き。

コミュニティーバスに乗り揺られること約30分。
バスの30分って結構乗りでがある。
もの凄い田園地帯というか田舎道というか
それはそれは、都会から来たあっしを
不安にさせるには充分すぎる時間と光景だ。
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何もない・・・
同じ田舎でも観光地で「何もなくてイイ所」なんてよく言うけど。
ホンに何もないというのは怖さしかない。

目指すところは、芝山町の古墳・はには博物館。
途中、以前クルマで来た覚えのある道の駅に停まったりして
ようやく着いたところは、芝山仁王尊。
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古墳好きの同僚にレクチャーを受けたのだが、
町立のと、仁王尊の寺に隣接してある博物館の2つあるそうで、
どちらも行った方がイイと言われていた。
帰りのバスまでたっぷり時間はあるので
言われるがまま、お寺の博物館へまずは入る。
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歴史を感じさせる立派な寺だ。
寺に入り本堂へお参り。
その隣にここ、芝山ミュージアム
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受付らしきところには誰もいない。
「ご来場の方は遠慮無くお声を掛けて下さい」とある。
しかし、声を掛けようにもどこに誰が居るのか?
仕方がないので表に出たら、女性が掃き掃除をしている。
この人でいいのか分からなかったが、
「すみませ~ん。博物館を見たいんですが」
と声を掛けると。
このクソ暑い中、走ってやって来た。
「お待たせしてスイマセン」
いや、そんな待ってはいないし、走って来なくっても・・・
料金を支払い入ろうとすると
「入口でスリッパに履き替えて下さい、
 もしよかったら迎えのお部屋に冷水もあります」
と案内される。
靴を脱ぐ博物館は恐らく初めてだ。
館内は当たり前だが撮影禁止。
一通り見て後にする。
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埴輪の遺物が迫力あった。
さて、いよいよ町立の博物館を目指すも
博物館はイイとして、古墳はどこにあるンか?
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坂を登って行くと脇には古墳のような丘。
ここ全体は大きい起伏のある公園になっている。
古墳はどこあるのか?
坂を登ると整備された古墳があらわれる。
芝山の古墳の目玉は殿塚姫塚という並んだ二つの古墳。
ちょっと離れているところにあるが、
前もってざっと調べると近くにありそう。
でもここではないらしい。
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その隣に博物館があった。
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やっと着いた。

(つづく)