帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

小野球が小野球で負けた

前回久しぶりに野球に触れたが
WBCには触れずじまいだった。
今回は自分にとってあまり盛り上がないのもあったが、
中継を見るにやはり野球の面白さが伝わってくる。
残念ながら負けてしまったが、
やはりあのプレーが・・・
あまり好きでない内川だが責められない。
井端にしろ監督にしろいろいろ言うヒトもいるが
これが野球と、あきらめよう。
国内での台湾戦で9回2死から
鳥谷の盗塁も成功したから良かったモノの
一か八かのギャンブルだった。
いわゆる日本の持ち味である
緻密なスモールベースボール
専門家でないので分からないが
『重盗(ダブルスチール)に行けたら行け!』
という複雑なサインが諸外国にあるのだろうか。
野球シミュレーションゲームでも
『ゴー!』または『ステイ』くらいしかない。
選手に任せで出すサインなんて、
曖昧模糊という意見もあるが
人間くさいというか日本的な感じに受け取れる。
それだけ日本の野球はパワーでなく戦略として
野球の隅から隅まで利用して戦っていく。
そんなスモールベースボールが素晴らしいと思う。
しかし、一つ間違えばこうなる。
策士策に溺れると言う言葉があるが、
小野球小野球に敗れる。
だから野球は怖いし、面白い。
大体重盗決めたって、阿部が打てたのか?
とにかく全体を通じて
打線が今ひとつピリッとしない戦いだった。

いろいろ難しいと思うが
この時期の開催は無理があるのでは。
サッカーのワールドカップは3年くらいかけて
本大会に望む。
大会も1ヶ月程の期間行われる。
それも一次はリーグ戦だ。
それを1ヶ月間ですべて行うのというのは
あまり重みというかありがたみがない。
まぁ代表チームが各国とも馴染みがない競技だけに
仕方がないか。
もっとも米国のメジャーリーガーが出ないと・・・

さっきラジオを聞いていたら
いろいろ選手との不協和音が出てきたらしい。
マー君が不振を脱却しようと練習している日に
東尾コーチがボートレースに行ったり、
合宿から帰京し娘とベビーカーのイベントに参加したり
選手との間に溝が出来ていたらしいと言われ放題。
勝てば官軍、負ければ賊軍である。
あっしにとっては
野球って本当に面白い。
と、あらためて教えてくれたいい大会だった。
お疲れさんでした。
今度はペナントレースでいい野球を。