帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

おやしらず 治療の事は 親知らず 〈天の巻〉

昨日の5日から今年の夏休みが始まった。
特に今年も泊まりの旅行は無し。
だが、いきなり初日から個人イベントが待ち受ける。
それは、抜歯。
親不知(おやしらず)の抜歯を行う。
2年程前から左下の親不知の辺りに違和感。
それほど痛みはないモノの
早く行かなきゃと思いつつほっといたが
ここは一念発起して先月はじめに歯医者へ。
まずはX線で確認。
BlogPaint
知ってはいたが、左下の親不知は斜めに生えている。
それが手前の歯を押して、
その手前、またのその手前と波及し
歯並びの良かった前歯が
10数年前から飛び出してきてしまっている。
その斜めのせいで隣の歯とのすき間が出来て
歯磨きが出来ない状態が続いて
そこが虫歯になっていたようだった。
そこの歯医者はインフォームドがしっかりしていて
オペの仕方やそのあとの処置、
リスクをきちんと説明してくれる。
若いお医者さんだが、上意下達の感じもなく
どちらかというと下から目線で話をしてくれる。
初回の先月はそこまで。
ちょっと間が開いてしまったが
いよいよ昨日の抜歯となった。
決戦は翌週かな?と思ったが、予約は昨日の約1カ月先。
それだけ繁盛している。
常に待合いは満席で立っている人もいる。
ドクターは他にも3人くらい居るようだが、
フル回転でこなしている。
まぁ、痛いのは先送りで構わないが
やはり近づくと緊張せずにはいられない。
何せ、若い頃はボコボコにしてやったの
やられたのなんて “やんちゃ” してないから、
歯が減るのは初めてだ(笑)。
今度親不知を抜くんですと周りに言えば、
「その年で親不知~ぅ?」
あの~生えてきたわけではないんで・・・
確かに昔は、生えてくる時
歯茎を突き破りながら生えるわけで、
その痛みで大きく腫れ、
ひどい場合はその時に抜いてしまう処置が
一般的だったと思う。
それとこれとは全然違う。
あっしの場合は、確かに奥の歯茎が痛痒い時期はあったが
気が付くと立派に生えて、しっかり活用していた。
それに今回びっくりしたのは、
下2本しかない親不知だと思っていたが
「今回のは斜めに生えていますが、
あとの2本はちゃんと真っ直ぐです」と言われ。
「えっ!あと1本どこに?」と思わず聞いた。
左の上がそうらしいが、今の今までまったく気づかず。
確かに磨きづらい歯ではあったが、
生える時の痛みは全くない幸せなあっしではあった。

さあ、いよいよ定刻になり歯医者の敷居を跨ぎ
親不知決戦の時を迎えた。

(つづく)