一回目の宣言が発出される前日、
ウチの勤め先では夕刻、部署の責任者が呼び出され
明日より、部署内の社員をA、Bの班に分け
交互に出勤するように御達しがあった。
非出勤の日は在宅勤務でなく、なんと休日扱い。
それでも、給与は満額支給するという。
この会社に入って初めてよかったと感じた(笑)。
出勤、休日、出勤、休日、、、と、
正直調子がくるってしまっていたが、
休日の日でも連絡が来るかもしれないので
それはそれで、正直気が休まらない。
それでも、それに慣れてきた5月のある平日の休みの日、
気分転換に浅草に出かけた。
観音様にお参りして、何の気なしにおみくじを引いた。
浅草寺で引くおみくじは、あっしは大体、
大吉や吉などいい御籤ばかりだったので自信をもって引いた。
なんと、凶。
凶を引くなんていつ以来だろうか?
以前、おみくじというのは、何回引いても構わないと
聞いたことがあるので、ためらわずもう一回引く
これで厄落としができるであろうと思い
出てきた御籤が、、、、、、
まじすか?
長い人生の中で、初めて一日に2回凶を引いた。
もう一回引くかどうか、休みというのも手伝って
その場で30分くらいうろうろしていた(笑)。
結果、次にまた凶を引いたらこれは本物だ!
これ以上やばいことにならないように
退散することにした。
逆に大吉というのこれ以上ないからあとは落ちるだけ。
凶はこれ以下はないので、これから昇るだけ。
と、聞いたことがったので、ポジティブに考えることにする。
しかし、一日に2回とは、、、、
コロナのなか、暗い気持ちにしかならない休日だった。
(つづく)