帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

今年も七福神巡り

d3fa9f69.JPG昨年初めてやった
谷中七福神巡りを
今年も廻った。
今年一番の冷え込みになった
絶好?の七福神巡り日よりに
なった日曜日。
寒風の中、家族4人自転車の旅。
昨年経験しているせいか
勝手知ったるなんとかで、
テキパキこなして
時間的には昨年と変わらないものの、
思ったより早く回れた感じがする。

せっかくなので、ブログ上にて
七福神巡りをしていただこう。

まずは田端から始まる。
東覚寺の福禄寿。
ここは赤札仁王が有名。
仁王像に自分の悪いところに
赤い紙を貼れば良くなるらしい、
サロンパスのようなシステム。
私はやったこと無いが、
もし貼るとすればいっぱいありすぎて、
困ってしまう。



↑みんな貼りすぎてどんな仁王像か分からないほど



↑福禄寿

次は西日暮里の方へ南下し
青雲寺の恵比寿神
この像はこの七福神巡りの期間
(1月1日~15日)
のみ、参詣できる大変ありがた~いもの。
恵比寿様は七福神の中で唯一日本の神様らしい。



↑恵比寿

上の恵比寿さんからほど近い
隣の隣の隣くらいの距離に
七つの中で一番でかくユーモラスな像。
修性院の布袋様がいる。
下の画像ではわかりにくいが、
像の前にある瓶は、瓶は瓶でも一升瓶である。
ついてはこの像の大きさが分かって頂けよう。
それに、この愛嬌のあるお顔はユーモラスで
笑ってしまう。
ちょっと分かりづらいンだが
左下に写真たてが見える。その真ん中にいるのが
ダライラマ。なんで?すっごい気になる…



↑布袋様

さて、ココまで来て地形上
山(坂)に上らなくてはならない。
ちょっと先にある、都内で唯一
富士山が見られる富士見坂から登るか、
その先の夕焼けだんだんから登るかという選択だが
昨年は前者で登ったので、
今年は夕焼けだんだんから登る。
ココは野良猫天国。下町には猫が似合う。



↑この猫以外にひなたぼっこしているのが
あと7、8匹ほど確認。

登ったところで、日暮里から上野方面に向かう。
次はその名も長安寺の寿老人。
寿老人は昨年知ったのだが
鹿を伴っているお姿が多くあるらしい。
この像もちょっとわかりにくいが
右下に鹿をしたがえている。
(角が分かると思う)



↑寿老人

その次は谷中霊園の中にある
天王寺毘沙門天
昔、谷中の墓地には
五重塔があり、幸田露伴五重塔
モデルになったそうだ。
しかし、残念ながら昭和32年に焼け落ち
いまや、土台しか残っていない。
その近くにあるお寺で、
谷中大仏まであり、建物も一部を残し
結構きれい。
植栽も結構行き届いていて、
七つの寺院の中では一番繁盛していそう
毘沙門は戦いの神様と聞くが、
恵比寿に負けず商売繁盛の御利益を
期待せずにはいられない。
この像は平安期の作らしい。



毘沙門天

そこから墓地を出て、
上野方面へ行くと岡埜栄泉がある。
日本サッカー協会前会長岡野氏のご実家なそうな。
それを横目で見ながら
芸大へと出る。
まっすぐ行くと芸大に博物館だが右折。
ちょっと行った角に
護国院の大黒様が待っている。
この建物は古く、300年前に建てられ
今に続いている。
それもしっかりとして、震災、戦災
古くは彰義隊上野戦争でも
焼けなかった。大黒様よりも建物に感心する。



↑大黒様

さていよいよ最後の神様に向かって
護国院の角を曲がり、上野高校前の坂を下る。
そんまままっすぐ行くと、上野不忍池
真ん中にあるは弁天堂。
ビワを持った姿は芸能の神様としても
御利益があるとか。
ちょっと遠くにあり、写真ではわかりにくいが
確かに弁天さんだ。



↑弁財天

最後は不忍池ゆりかもめ
お見送り。お疲れさんでした。また来年!