昨年初めてやった
谷中七福神巡りを
今年も廻った。
今年一番の冷え込みになった
絶好?の七福神巡り日よりに
なった日曜日。
寒風の中、家族4人自転車の旅。
昨年経験しているせいか
勝手知ったるなんとかで、
テキパキこなして
時間的には昨年と変わらないものの、
思ったより早く回れた感じがする。
せっかくなので、ブログ上にて
七福神巡りをしていただこう。
まずは田端から始まる。
東覚寺の福禄寿。
ここは赤札仁王が有名。
仁王像に自分の悪いところに
赤い紙を貼れば良くなるらしい、
サロンパスのようなシステム。
私はやったこと無いが、
もし貼るとすればいっぱいありすぎて、
困ってしまう。
↑みんな貼りすぎてどんな仁王像か分からないほど
↑福禄寿
次は西日暮里の方へ南下し
青雲寺の恵比寿神。
この像はこの七福神巡りの期間
(1月1日~15日)
のみ、参詣できる大変ありがた~いもの。
恵比寿様は七福神の中で唯一日本の神様らしい。
↑恵比寿
上の恵比寿さんからほど近い
隣の隣の隣くらいの距離に
七つの中で一番でかくユーモラスな像。
修性院の布袋様がいる。
下の画像ではわかりにくいが、
像の前にある瓶は、瓶は瓶でも一升瓶である。
ついてはこの像の大きさが分かって頂けよう。
それに、この愛嬌のあるお顔はユーモラスで
笑ってしまう。
ちょっと分かりづらいンだが
左下に写真たてが見える。その真ん中にいるのが
ダライラマ。なんで?すっごい気になる…
↑布袋様
さて、ココまで来て地形上
山(坂)に上らなくてはならない。
ちょっと先にある、都内で唯一
富士山が見られる富士見坂から登るか、
その先の夕焼けだんだんから登るかという選択だが
昨年は前者で登ったので、
今年は夕焼けだんだんから登る。
ココは野良猫天国。下町には猫が似合う。
↑この猫以外にひなたぼっこしているのが
あと7、8匹ほど確認。
登ったところで、日暮里から上野方面に向かう。
次はその名も長安寺の寿老人。
寿老人は昨年知ったのだが
鹿を伴っているお姿が多くあるらしい。
この像もちょっとわかりにくいが
右下に鹿をしたがえている。
(角が分かると思う)
↑寿老人
その次は谷中霊園の中にある
天王寺の毘沙門天。
昔、谷中の墓地には
五重塔があり、幸田露伴の五重塔の
モデルになったそうだ。
しかし、残念ながら昭和32年に焼け落ち
いまや、土台しか残っていない。
その近くにあるお寺で、
谷中大仏まであり、建物も一部を残し
結構きれい。
植栽も結構行き届いていて、
七つの寺院の中では一番繁盛していそう
毘沙門は戦いの神様と聞くが、
恵比寿に負けず商売繁盛の御利益を
期待せずにはいられない。
この像は平安期の作らしい。
↑毘沙門天
そこから墓地を出て、
上野方面へ行くと岡埜栄泉がある。
日本サッカー協会前会長岡野氏のご実家なそうな。
それを横目で見ながら
芸大へと出る。
まっすぐ行くと芸大に博物館だが右折。
ちょっと行った角に
護国院の大黒様が待っている。
この建物は古く、300年前に建てられ
今に続いている。
それもしっかりとして、震災、戦災
古くは彰義隊の上野戦争でも
焼けなかった。大黒様よりも建物に感心する。
↑大黒様
さていよいよ最後の神様に向かって
護国院の角を曲がり、上野高校前の坂を下る。
そんまままっすぐ行くと、上野不忍池。
真ん中にあるは弁天堂。
ビワを持った姿は芸能の神様としても
御利益があるとか。
ちょっと遠くにあり、写真ではわかりにくいが
確かに弁天さんだ。
↑弁財天
最後は不忍池でゆりかもめが
お見送り。お疲れさんでした。また来年!