帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

朝湯が大好きで、、、

厚切りなんとかいう外人芸人のネタで
『WHY~?ジャパニーズぴーぽー!』
というのがあるが、そっくりそのままお返しする。
『WHY~?アメリカンぴーぽー!
何でトランプなんだよ~~!』

それはともかく、
少し前に上野の朝湯の銭湯を紹介したが、
実はその前に家の近く、って言っても
文京区の住所は千駄木だが本駒込
駒込病院の近く。吉祥寺の近くでもある。
吉祥寺というと中央線の武蔵野市が一般的だが。
実は吉祥寺は元々こちら。
江戸時代の明暦の大火、いわゆる振袖火事。
その時に本郷(水道橋駅)付近にあった
吉祥寺の門前が焼け、
その付近の住人たちが吉祥寺へ移住し、
「吉祥寺村」と呼称して今の武蔵野市の吉祥寺が始まる。
肝心の寺はと言うと、この駒込の地に移住し今に至る。
だから三鷹には寺はないが、本当の吉祥寺(寺)は
この駒込にあるわけだ。

その駒込の地に、
これまた朝からやっている銭湯を見つけて行っていた。
その名は「ふくの湯」
最近建て替えたのかもの凄いキレイでお洒落。
もう、スーパー銭湯並み。
WEBを見てもデザイナーズ銭湯という表現。
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外観もお洒落だ。
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毎日ではないが週末は8時から。

確かにお洒落で、今井某とかいう
銭湯デザイナーが手がけたみたい。
5年ほど前にリニューアルしたようだが、
ここに銭湯がある事すら知らなかったので
全く存じ上げなかった。
大体、文京区には現在6湯しかないらしい。
レッドデーターリストに載っている(笑)。
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パンフまである。
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ここは大黒天と弁財天の浴室があり、
週替わりに男女が入れ替わるシステム。
行った日の男湯は大黒だった。
中にはいると脱衣所がまたお洒落。
ロッカーナンバーが1、2、3ではなく
い、ろ、は、に、ほ・・・となっている。
こりゃたまらん。
浴室もキレイのひと言、5年経った気がしない。
右に女湯との壁があるが、
そこにユーモラスというか豪快というか洋風というか
大黒天の絵。
正面奥には浴槽があるが、
その上には中島師のペンキ画、赤富士があった。
普通、リニューアルにすると
ペンキ画は無くしてしまうのが一般的だが
ここはペンキ画の文化を尊重し継続している。
しかも、日付を忘れてしまったが
たしか数ヶ月前に描いたばかり、
リニューアル時だけでなくちゃんと修復継続している。
肝心のお風呂だが、ここの湯というか水は
なにがイイかはわからんが、
天然井水を使用しているようで、売りにしている。
湯温もあっしには丁度良く心地いい。
日曜日の9時くらいに行ったんだが
15人以上は居る結構な入りだ。
ペンキ画もそうだが、
あっしはさっきの大黒様の絵が気に入って
ずっと見入っていた。
見ると端っこには Gravityfree の文字があった。
なんだろう?と思い「あとで調べるか」程度で
忘れていたがさっき「ふくの湯」のサイトなどを調べて見ると
これまた驚いたが、その Gravityfree ってぇのは
2人組のペインティングユニットとのこと。
よく分からんが、音楽と絵の融合をしているのか?
絵描きには違いないんだが音楽ってのがわからない。
サイトのプロフィールを見るも
FUJIロックフェスティバルにも参加しているようで、
一体どんな形でパフォーマンスしているのか
よく分からない。
大体、2人組の絵描きって初めて聞いた。
「そこは、違うだろ!」とか
「この色はダメだ!」とか意見が割れそうな気がするけど、、、

だけどこの絵は好きだ。

ここといい、前回の上野の燕湯といい、
朝湯が大好きになってしまった。
家でも朝風呂はいるのがマイブーム。
お陰で風邪を引いちまった(笑)。