今更ながら、七福神というと
神様ながら仏神というイメージがある。
神道の神様とは違うのではないかと思うのだが、
ここでは神社がある。
以前、麒麟の翼をたどる日本橋七福神を巡ったが
(朱印は期間外だったのでなし)あそこは全て神社。
聞くにつつじで有名な根津神社なんかも
神社と言えども建物の瓦には卍の紋が入って
仏教系の神社の要素があるらしい。
神仏混合もいいけど・・・
何でもあり感はどうだろう?
まぁどっかの宗教みたいに原理主義を持ち出すと
怖い事になるけど。
石浜神社を後にして、次に向かうは
妖艶の地吉原にある吉原神社。
吉原400年の歴史があるものの
ココの神社はいつからあるのか分からんが
***ランド地域の端っこにたたずむ。
弁財天を祀る。吉原らしく弁天さんか?
狭い境内には吉原今昔図があった。
見ると明治期にはお歯黒どぶが見て取れる。
ココの社殿で朱印を押してもらうのだが、
どういう訳か、近くに奥宮があり
そこに弁天さんが祀ってある。
この奥宮の辺りに吉原池があったそうで、
関東大震災の時に逃げまどう遊女達が
池へ飛び込み大勢亡くなったそうだ。
慰霊の観音像が建っている。
続いては歩いても程なく
国際通りまで行くと11月の酉の市でも有名な
鷲(おおとり)神社。
酉の市発祥の地だそうだ。
寿老人がいらっしゃる。
参拝するところには
デカイおかめの面が・・・
触ると何やら御利益があるそうだが
なんか手垢感たっぷり。
でもまぁ、折角なのでなでなでする。
さぁいよいよ最後9番目の神様に会いに行く。
LASTは食器と言えば合羽橋にある矢先稲荷神社。
なんの特徴もなさそうだが
お参りすると、「天井絵馬をどうぞご覧下さい」とある。
遠慮なく神殿にあがると、
とりあえず最後の七福神、福禄寿がいました。
天井の銭湯のような格子天井には
神武の神話時代から馬乗の歴史が描かれている。
全部で丁度100枚。
結構見事なものだ。
とりあえず完遂。
七福神といっても2つも多い神様に参詣したのだから
御利益も多いはずだ。
いい年になりますように・・・
この項終わり