この前の日曜日、2週振りのRUN。
ここんところ、不摂生がたたってか
体重が増えてしまった。
いつもは5㎞弱のRUNしかしていないが
ここは一つ、久し振りの長距離10㎞RUNをするべく
浅草の往復を計画。
先月の三社祭RUNのコースをベースに
浅草神社、浅草寺をお参りしながら
仲見世を抜け、六区を通る。
ウチのそばから走ると大体9.4㎞。
ちょっと中途半端ながら、
いずれは10㎞に修正するとしてとりあえず敢行。
玄関を出ると雨模様。
しかし小雨だ。
雨の中を走る事をシャワーランという。
今は気温が高いから逆に気持ちよく走れる。
まったくと言っていいほど雨は気にならない。
むしろ止みそう。
出発して丁度30分。
先日の三社を見た二天門までやってくる。
門から境内にはいるとそこは浅草神社。
ご承知の通り、浅草寺の観音様を漁の時に拾った漁師の兄弟と
それを認めた地元の有力者の3人を祀った神社。
要はこの浅草寺、とりわけ浅草の礎を築いた方々を
崇め奉るお宮だ。
秘仏なので見る事は出来ないが
当の観音像は1寸8分(5.5㎝)。
そんな小さいな像がこの浅草を日本有数の
一大観光スポットにさせてしまったんだからスゴイ。
三社祭はこの浅草神社の祭事。
とりあえずお参りのため休憩。
一カ月前の三社祭の喧噪とはうって変わって静かだ。
お参りしてふと境内を見回すと
なんかの碑がある。
初代花柳寿輔の句碑。
「雷は 田町をよけて 鳴りわたる」
振り付けの大家だと思うが、脇には扇塚と扇入。
舞踊で必須な扇を壊れたり
古くなるとここに納め、毎年4月に供養するという。
何故この神社の境内に
舞踊家の碑があるのか分からないまま
隣の浅草寺へ向かいそこでもとりあえずお参り。
朝早くからほぼ中国人の
観光客がたくさんいた。
雨だというのに熱心なことだ。
お参りを済ませ、また碑の様な場所を発見。
「鳩ポッポの歌碑」滝廉太郎の作品だそうだ。
ここが作品のモデルなのだろうか?
その隣には「迷子のしるべ石」
昔の尋ね人の掲示板がここにあったようだ。
そんなこんなでこの境内には結構いろんな碑がある、
今まで知ってたようで知らない碑もたくさんありそうだ。
また来た時に色々と詮索しよう。
このあたりから雨がちょっと強くなるも
今更仕方がない、走ってるのはもちろんあっしだけ
中国人にも日本人にも特異な目を向けられながら
仲見世を走り抜ける。
お店はほとんどやっていない。
シャッターが開いていても開店の準備中だ。
出口というか本来は入口の雷門。
裏から見るとこんな感じ。
そうそう、この提灯。
松下幸之助が大病平癒の御利益が叶ったとして
寄贈したことから松下電器が代々贈っているとのこと。
浅草を後にして、後半のRUN。
雨もほとんど上がってきた。
ちょっと休憩したのが良かったのか
観音様の御利益か(賽銭は国内最小通貨だったけど・・・)
後半はどうーゆー訳か調子が良く、
バテることなく快調なペースで走る事が出来た。
休憩を除いて約10㎞、約1時間強のRUN。
ランニングのDコースとして登録。