かなり面白そうだ。
「同級生の◆◇はフルートを買った」とか
「＠＠＠円（高額）するサックスを買った」などと
話題を振ってくるようになり、
どうやら自分もＭＹ楽器が欲しいらしい。
それでは楽器屋さんに楽器を見に行こうと
久しぶりの土曜休みの日に出かけた。
子が欲しいのはテナーサックス。
おおよそ値段はネットでチェックしたが結構高い。
ブラバンの花形トランペットの方が幾分安い。
花形に行く気はないのか？
（阪神の応援団に入り六甲おろしを吹けるぞ）
どうやら金管は試してみたが難しかったようで
サックスに転換したらしい。
そのサックスにしても
エライ安いのもあるがどうなんだろう？
私自身も先月のＴ高校のコンサート以来
ブラバンというかジャズづいている。
映画「スイングガール」を借りてきて見返したり。
ｙｏｕｔｕｂｅではジャズのスタンダードを検索して
見入っている。
そして、いろいろジャズやサックスを調べると
サックスだけで構成するバンドにぶち当たった。
これがなかなか面白そう。
『音楽で世界に架け橋を架ける』がモットーで、
橋を架ける意味合いから工事作業員の格好で演奏している。
そしてこのバンドが、
土曜日の午後路上ライブを行うことを察知。
早速楽器屋に行く前に見に行くことに。
思えば、実は音楽が何一つわからない私が
やりたかった楽器がサックス。
あれは洋楽が流行った頃、
ホール＆オーツが好きだったのだが、
ある曲の中でサックスのソロがあった。
そのパートに聴き惚れてしまった。
また、映画「渋滞」の中でもケニー・Ｇという
サックス奏者の演奏が劇中ふんだんに流れてくる。
あれにもすっかり魅了されやられてしまった。
しかし、吹いてみたいと思っていても、
音譜もろくに読めない私は、
ただのあこがれだけで終わっていた。
サックスにも数種類あって、
スタンダードなのがアルトサックス、
ちょっと大きいのがテナーサックス、
一番大きいのがバリトンサックス、
曲がってないストレートな形がソプラノサックス。
こんなに種類があるのは正直知らなかった。
というより最近知ったほどだから。
はなっから、やる気はなかったのかも知れない。
しかし、子が期せずしてそのサックスを選び
それが欲しいという。
これは何かの縁か？思し召しか？
親の出来なかった夢を子が叶えてくれるというのだろうか。
（まるでハイセイコーとカツラノハイセイコだ）
さて路上ライブだが、スゴく楽しかった。
演奏しながら目の前にやって来る。
サックスだけというのがまたいい。
また機会があれば調べて見に行きたい。
その後楽器屋さん（お茶の水）に行き、サックスを物色。
店員に中古などを聞くと
大学生などが４月に新入部員として
楽器を買い求め、「とにかく中古で構わない」
という需要が多く、今の時期が
一番中古が少ないという。
見るとテナーサックスの中古は１個しかない。
後は新品で６桁以上の価格。
かろうじて５桁の品は２個
一つは98,000円、もう一つは58,000円
当然安い方の事を聞く。
「あまりオススメしません。
中国製で１年くらいで音が出なくなることもあります。
ウチでは１０万以上の品には５年保証ですよ」だって。
まぁそんなような脅しは覚悟していた。
売る方の理屈とすれば高い方を買わせたいのだから。
でも、たった１年で音が出なくなるようなモンを
堂々と売っているのか？と言いたくなる。
まぁ今日は見に来ただけだからいいけど。
やはり音楽はわからない
