久しぶりの銭湯シリーズ。
本来は銭湯のいい季節は夏だと
自認しているが、
残念ながら夏はあまり行かなかった。
あまりにも暑すぎたせいもあり、
ちょっと億劫になった。
今回は区内でもちょっとはずれの銭湯に
照準を当てる。
西尾久にある神田湯。
ここは、都電沿線で
荒川車両基地(荒川車庫)のすぐそばにある。
丁度電車が車庫入り
着いてみて驚いたのが、
この銭湯の建物、上にアパートがある。
マンション銭湯は珍しくないが、
どう見てもマンションではなく
アパートメント。
造りは頑丈かも知れないが、
湿気が多そう。
なんと言っても一年中オンドル状態。
この季節にこれはどうだろう。
一応外から見るに生活しているようだが
大丈夫か?
しかも屋根が波形スレートだ。
下から上からオーブントースターのように
熱せられる。
また奥には煙突も見える。
脇にはボイラー炎熱地獄。
ここは地獄の3丁目?
松竹錠に雪駄を預け中に入ると
6畳程の待合室にフロント式番台があった。
よっぽど閻魔さんが居るのかと思いきや
愛想が良いおばちゃんがお迎え。
湯銭を払い脱衣所へ。
一般標準よりやや狭いが
珍しくテレビが見られる。
中の浴場も普通の銭湯から
一回り狭い感じ。
富士山画はなく
山・湖・ヨットのタイル画がある。
湯はちょっと熱めの私には丁度よい温度。
ジェットの座風呂が気持ち良かった。
久しぶりの銭湯でちょっと高揚感が
あったせいか、満足に行く銭湯。
また来たいが、ちょっとウチから遠い。
まだ踏み入れていないが、区内の南千住は
ここと同じか遠い所。
我が区も結構広い。