私は多趣味だ。
今までもいろんな趣味を楽しんできた。
落語に映画、推理小説に野球。
珍しいところではアイスホッケー観戦もあったっけ。
最近ではこれまた珍しいビール造り。
もし今履歴書を書くとしたら、趣味欄には
間違いなくランニング(ジョギング)と書くだろう。
昔の私を知る者としては信じられないと思う。
何せ私自身も信じられないくらいなのだから。
運動はめっきりダメな人間が
今や毎週走っているのだから、
自分で自分に驚かされる。
そんな中でも最初の趣味は、
神田の生家のすぐ裏にあった交通博物館が
あったせいか、鉄道が最初の趣味と言って良い。
特に休みの日もあまり出かけることがなかった
我が家にとって、お墓参りなど乗り物に乗る
機会があるとそれはもう楽しくて仕方がなかった。
電車の揺れとレールの継ぎ目の音がとにかく好きだった。
特に何系がどうのこうのという事には興味が無く、
走っている電車を見たり乗ったりするが好きなだけだった。
今で言えば乗り鉄に撮り鉄。
いや、小さい頃はカメラなんて持って無かったから
見鉄(みてつ)とでも言うのか。
それでも時刻表を見ながら
遠くの駅に思いを馳せたりしたこともあるのだから
読み鉄でもあったのだろう。
それはともかく、先週の土曜日
毎年開催されている尾久の車両基地での
ふれあい鉄道フェスティバルに行ってきた。
(堂々と車両基地を歩く)
2年程前に一回行ったことがあったが、
その時は小雨交じりの天気で子らと一緒に行った事もあり
あまり充分には見ることができなかった。
今年はどういう訳か土曜なのに
子らは二人とも学校へ行っていたため
一人で悠々と出かける。
線路の砂利石を踏みしめながら
歩くって言うのは実に気持ちがいい。
これだけでもなかなか経験できない機会だ。
最初に見せられたのは「なごみ」とかいう車両
焦げ茶色につやのあるボディは
かっこいい。
連結器収納が見られるらしいが、
見逃してしまった。
横を見るとリゾートあすなろ
スミマセンどこ走っているのか
よく分かりません。
他にも方向幕体験もできるようだ。
今は電光掲示が多くなってきているから
これも貴重になるか。
何かそろい踏みと言った感じで
かっこいい。
裏から見たところ、若干ヘッドマークが違う。
会場直後の早い時間だったので
ちょっと逆光でスミマセン。
つづく