誰？
昔からドビュッシーって聞いたことはあるけど
あまり馴染みがなかった。
先月公開された映画。このミスで大賞をとった
『さよならドビュッシー』を先週見に行った。
ピアノの曲を多く作ったそうで、
そう言ったインテリの分野は申し訳ないが疎い。
ピアノといえばショパンはすぐ出てくるが
ドビュッシーって言っても昔コメ屋で売っていた
プラッシーか土瓶蒸しに聞こえてしまう。
それはともかく映画の方はなかなか面白かった。
原作にもあるが、主人公は司法試験合格者でありながら
ピアニストの岬先生という人物で、
謎解きというわけではないがいろいろ活躍していく。
どうやらピアニスト探偵というふれこみで
シリーズ物になっているようだ。
映画では本物のピアニストの清塚氏が
素人ながらなんとか頑張って熱演していた。
もしかしたらクラシックの知識が必要なのかと
不安になったが、
何のことはない、特にインテリの知識は必要なかった。
また、昨年８本の映画に出まくった恐るべき高校生女優
橋本愛ちゃんも奥深い演技を見せてくれている。
殺人が起きるわけではないので
おもた～いミステリー感はあまりないモノの
展開が飽きさせない。
ビッグネームの役者があまりいないせいか
見る前から犯人（結果）が分からず、
ワクワクして見入った。
途中「んッ」と、ほぼ見えてしまったけど
内容的にはイイ出来だった。
続編、は難しいかも知れないが
せっかく頑張ったピアニスト清塚氏の演技を
もっと見てみたい。
彼からするともうイヤかも知れないけど・・・
でもこの原作もちょっと読んでみたくなった。
まぁインテリの分野は敷居が高いけど
この切り口ならあっしにも何とかなるか。
