帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

1都3県ANIMALづくし 前編

下の子の動物熱は留まるところを知らない。
荒川遊園の動物エリアのお世話係募集に
応募したのが夏休み。
3日間だかの係を終えても
「いつでも来てね」という本気だか
社交辞令だかわからない言葉を真に受け、
休みの日でヒマだと一人で世話をしに行く。
また、図書館に行ったと思えば
とにかく動物の本ばかり。
それも、その中には子供向けの
読み物もあるにはあるが、
専門的でそれはそれは高度な学術書まで借りてくる。
それを、全部でないにしろ
興味のある部分は読んで
どういうわけか単語帳に記録する。
暗記しようという努力?
我が子ながら感心せざるを得ない。
そして、二言目には「動物園に行きたい!」

仕方がないので行ったことのない
動物園をこの秋から行ってみた。
まずは10月。
以前から気にはなっていたが
横浜のズーラシア
結構広くてオープン当初人気者だった
珍しいオカピが売りだったような気もしたが
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今じゃ上野にもいてそれほどでもない

行った人からよく聞いたのは
「あそこは人が動物を見るのではなく、
動物から見られるような造り」
確かに極力檻(おり)などに閉じこめる
感覚ではなく、ある程度自然に近い状態での
展示を目指していると聞いたことがある。
だから動物によっては隠れて
人から見えない位置にいるケースもある。
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クマらしい

この日あろう事か偶然にも
勤め先の社員に遭遇。
ちょっと離れたところから手を振るも
向こうは最初はわからなかったようで、
それもそのはず
度付きサングラスをかけ、
目深にキャップをかぶっていたあっしを
わかろうはずもない。
「変な人がこっちを見て手を振っている」と
思ったそうな。

子の自慢話になってしまうかもしれないが、
園内の移動バスを待っていて、
乗るバスがやって来た。
バスの横っ腹には象だのライオンだの
イラストが描かれている。
それをみて、
「あ、★★★★だ!」と、のたまわった。
(何て名前か覚えていない)
一般人から見れば
被捕食動物であるシカでしかないのだが、
子にはちゃんとした固有名詞が
すぐに出てくる。
「だって横に筋が何本かあるでしょ」と
エビデンスまで披露。
「本当か~?」と半信半疑のあっしも
帰ってから図鑑を見るとバスのイラストの
その特徴やらがぴったり合致する。
しかもというか、当然というか
このズーラシアにも展示されていたらしい。
負うた子に教えられるとはこの事か。

続いて11月、都内で唯一動物科がある
世田谷のE高校の文化祭に行ってきた。
(動物園ではないけど)
受験までまだ3年もあるに
本人はとりあえずここを希望している。
3年後の受験生下見第一号かもしれない。
文化祭の演し物としていろいろ面白くやっていた。
お決まりの動物ふれあいコーナー。
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知る人ぞ知るウサギのレッキス。
肌触りでは最高ランクだ。
以前ウサギを飼ってたから
そのくらいはわかる。
一番面白かったのはドッグレース。
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一位を予想して
当たるとお菓子がもらえる。
やっぱり動物好きはわかるのか
ウチの子は見事当ててお菓子をゲット!
(左の犬が勝ちました)
有馬記念も絶対予想させるつもりだ。
ここの高校生を見るに
やりたいことやっているからか
羨ましいほど、みんな顔が生き生きしていた。
4年後の文化祭にはウチの子は生き生きして
ここにいるのだろうか?


(つづく)