帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

ゴジラの下で心臓を捧ぐ

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先週、進撃の巨人の実写版が公開した。
あっしは、ご承知の通り進撃に感化されて
いろいろと投資(笑)してきた。
しかし、実写版と聞いてあんまり乗り気にはならなかった。
実写版で良い作品ってあんのか?
それは歴史が証明している。
しかも、大ブレイクした進撃だ。
絶対クレームは避けられない。
でも、乗りかかった船だ
まぁやるんなら見てやるか程度だった。
しかし、公開の1週間位前に
作者諌山氏のブログに脚本を担当した映画評論家の
町山智浩氏のラジオトークがアップされていた。
それを聞いたら状況が一変。
ワクワクして本気でみたくなった。
個人的な事ながら、今、夏休みが取れるかどうか
わからないほどチョイ忙しい。
そんな中、初日に行くしかないと
以前から決めていた。
そこで、8月1日の土曜日、公開初日
その日も仕事だったけど、仕事帰りに
新宿のTOHOシネマ、ゴジラヘッドで進撃を見て来ました!
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結構酷評もあるけど、あっしとしては面白かった!
町山智浩氏のラジオが良かったと思う。
これ↓↓↓を聞いてなかったらあっしも酷評していたかもしれない。

(チョット長いけど制作サイドの面白い話が聞ける)
ネタバレにならない程度に書くが、
主人公のエレンやいろんなキャラを原作とは
変えてくれって言ったのは原作者の諌山氏。
ハリーポッターの作者はハリウッドに
原作に忠実でなければ映像化は拒否したと言う経緯を考えれば
考えられない事象だ。
他にも原作と違うアレンジをいくつも提案してきたらしい。
画は下手だけど、さすがに構想は立派だ。
それはそれで評価したい。
キャラで言えば日本人名が登場した経緯など
まぁいろんな話が出た。

役者に目を移せば、
三浦春馬はわからんが、希子ちゃんがカッコ良かった!
水崎綾女と言う女優さんも色っぽくていいね。
アルミン役の本郷某は存在感のない役者だったが、
百恵ちゃんの息子のジャン役は
ある意味原作に忠実で裏切っていない。
一番裏切らなかったのは石原さとみのハンジさんか。
桜庭ななみのイモ喰う姿は趣があるし、
矢を放つ様もカッコイイ。
作品に影響しないから書くが、
最後のエンドロールが普通下から上に
キャスト、スタッフの名前が上がってくるんだが、
この映画上から下へと逆に下がってきた。
その背景が石積みの壁のようだから
なんか壁を昇っているような気持ちに。
最後までそうした気遣いが心憎い。
原作のスジを全く期待せずに切り替えて見たものとしては、
新しい謎も出てきて、満足出来るものだった!
ハッキリ言って原作と切り離さなければダメだろう。
別モンの話として見なければならない。
まぁ前説を聞かなければ観られない映画って言う時点で
ダメかも知れないけど・・・
原作はまだ続いているというに、
来月公開の後編で完結させると言う。
だったら原作に忠実なわきゃない。
それはそれで見るしかないのだ。
「あの花」もCXで実写ドラマ化されると聞く。
すると、こんな画像がネットにアップされていた。
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そう、そう言うことだ。
しかし、酷評する方々は、作者以上に
原作に思い入れがあるんだね。
原作を大事にする気持ちは理解できるが、
素直に楽しむ姿勢を持てたあっしは
少しだけ駆逐できたかもしれない