帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

実写2題

このシルバーウイークは、
体調も優れないせいかほぼ休養。
しかし、子らとの約束もあり
実写版、進撃の巨人後編を21日に見に行く。
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見に行った先はお台場シネマメディアージュ
行くと何と
「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」の
秘密基地セットが展示されていた。
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丁度今やっている、「あの花」スタッフで作った
『心が叫びたがってるんだ』の宣伝も兼ね
そして、21日当日夜に放送する
実写版「あの花」の告知の為であろう。

まずは、昼間見た「進撃の巨人」後編。
前半の感想は以前書いたとおり、
巷の評価と違ってなかなか面白いと感じた。
期待して見たこの後編は・・・

ちっとも面白くない。

90分くらいで終わってしまう後半は
前後編にする必要性があるのか?と感じる。
料金倍せしめやがって!
いろいろと謎解きが隠されていた前半で
そこそこ見応えというか楽しみがあったが、
底が浅い謎レベル。
なんか、あっという間に結末まで行ってしまった感じ。
また、前半は多種多様なシーンが繰り広げられて
手間暇かかっているなぁという印象があったが、
後半は単調そのもの。
シーンも金がかかってないような感じ。
唯一の救いはサブタイトル
エンド・オブ・ザ・ワールド」に合わせたか
スキーター・デイビスの同名曲が劇中に流れたのは良かった。

流れてきた瞬間、「あ、そうかこれもエンド・オブ・・・だ」とつぶやく。
もっとも、前後編の主題歌は
SEKAI NO OWARI (エンド・オブ・ザ・ワールド)だっけ。
(どらげない)
まぁ、酷評はあっし以外でも
いろんなところで、かなりのコメを発信していると思うから
これくらいにしとくが、
この超話題作を実写化した勇気を讃えよう。
勝てッこない巨人に戦いを挑んだんだから・・・
(どっかのチームみたいだorz)
あともう一つ、前編のラスト。
エンドロールの紹介をしたが
後編も同じくエンドロールが上から降りてきて
バックの石垣のような壁を登っていくような感覚。
最後はやはり壁の頂上に出てくる演出。
「お~っ!イメージ通りだ!」と、
そこまでは、期待通りで良かったんだが、
最後の最後に・・・
んなモン要らない。

続いてその日の夜に放送した、「あの花」。
こっちも実写化アレルギー達に、
前評判はあまり良くなかったようだけど、
見てみたら良かった。
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若い役者陣の荒削り(下手くそ)さが気になったけど
これからの役者さんだ。
その代わり子役達が大人達より上手かったのには笑えた。
原作に力があるだけに、それを壊さずに
それなりに表現したから良かったんではなかろうか?
前者とはエライ違いだ。IMG_2051


実写化する意味としてはいろいろあるが、
やはり、ハリーポッターのように
原作者が原作に忠実にしなければ映像化は認めない。
という姿勢は至極当然かも知れない。
しかし、そのままでは発展性に乏しい。
実写化する事でいろいろな制約の中で変える作業も、
創造者(クリエイター)の当然な仕事なんだけどね。
「進撃」について言わせていただければ
展覧会や実写映画で荒稼ぎはもうイイから、
早くアニメの続きを急いだ方がイイと思う。