帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

ハロウインの思い出

ハロウインが終わり少しホッとしている。
この国はよく分からないものがいくつもあるが、
これは最大級に分からないものの一つだ。
あっしの人生で初めてハロウインを知ったのは
小学校の時、同名のホラー映画で、
当時は、エクソシストサスペリアオーメン等々
ホラー映画が受けていた時代だったと思う。
そんな中に、「ハロウイン」があった。
TVの映画評でこの解説をかすかに覚えているが、
その時に、子供がオバケの格好をして家を回って
お菓子をいただく風習がある事を伝えていた。
作品自体は見てないので分からないが、
確かハロウインの夜に乗じた殺戮劇の様なモンだったと思う。
あの渋谷の様子を見てると、
何かあのバカ騒ぎに乗じ、それを上回るバカが
映画のように何かしでかさないか心配だ。
あの、秋葉原通り魔事件のように
犯人からすれば格好のシチュエーションだ。
それがこの日が近づくたびに少しだけど
頭の片隅に生じてくる。

ハロウインの本質とは別に、
この国では仮装大会の様相を呈している。
本質から言えば決して仮装パーティではないはずだ。
よく分からない。
ただの仮装パーティでも構わないが、
オバケの格好で脅かす、いたずらする
元の意味から来ているのか、
ゾンビや髑髏、刃物が刺さった擬態、
傷跡や手術跡、流血シールなど
おどろおどろしいものが多い。
ドンキなんかで簡単に手に入るみたいだが、
そこがまたこの国のダメなところ。
やるんなら既製品じゃなく、オリジナルの仮装を
自分で前もって準備して作るくらいじゃなきゃ。
この歳で仮装もないが、もし若かったら
きっと友人とやったに違いない。
もしあっしだったら、そうだなぁ、、、
スターウォーズのR2D2がいいかな。
(どうやってやるんだ?)
まぁ夢も希望もない今の若者の
いいガス抜きになればいいかもしれないが。

一昨年だったと思うが
ハロウインではイヤ~な思い出がある。
その日、ハロウインとは知らずに六本木で
知人と飲む事があった。
路地の奥にある3坪ほどの小さい居酒屋に行って、
それから、知人が
「近くに知り合いがやってるガールズバーがありますから
行きましょう」と言う。
聞くとガールズバーと言うより水着バーらしく、
ピチピチおネェちゃんのお肌の露出が見られるとの事。
そりゃいいやと言う事で、ヒルズ方面に移動。
歩く事5分で到着。
中に入ってみるとお洒落な造りでさすが六本木。
しかし、しかし、しかしだ。今日はハロウイン
おネェちゃんみんな水着ではなく、仮装。
何着込んでんだよ!
あっしらを相手してくれた女の子が
ワンピースのチョッパーの着ぐるみを着ていた。
「なんでチョッパーなんだ!? せめてナミさんにしてくれ!!」
チクショー、何でこの日に来てしまったんだ?

くたばれハロウイン

店を出て、駅まで歩くと
途中、ゾンビ、ナースの仮装の連中に絡まれる。
怖かった、、、お菓子をあげなかったからか?

くたばれ、くたばれハロウイン

数ヶ月後、あまりにも悔しかったので
会社の同僚を誘って行ったら、すでに閉店していた(笑)。

くたばれ、くたばれ、くたばれ~~~ッ!ハロウイン