帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

仮面ホテル

先週のこと、東野圭吾原作のマスカレード・ホテルの
映画が公開になった。
ブログにはどうやら書いて無かったが
もう数年前だが原作を読んでみた。
A89D1E34-F093-4B20-80DD-F5EF8274B695
考えてみたら、東野作品は初めて読んだ作品。
って言うより、その後は読んでいないので
読んだことのある唯一の作品。
映像化が先行しすぎてしまっているので
あんまり後追いで読む気にはなれず、
そのままにしてしまっている。
ガリレオや新参者などシリーズ化が多いだけに
めんどくささもある。
この作品は本屋に平積みになっていたが、
特にシリーズ化していたわけでもなく
興味をそそられたので買ってみて読むことに。
これが結構面白かった。さすが東野作品。
昨年映画になるというので、楽しみにしていたが
主役がなんとキムタク。
「ちょっと待てよ」しか言えない役者が何なんだよ、、、
もっといいのがいるだろぉに。
まぁそこは見ないつもりで(笑)、公開翌日に早速見に行った。
89B4650D-F85A-4DC2-86CF-1205E2652BF1


結果面白かった。
あの方の鼻につく嫌味のある演技は
「ちょっと待てよ」と言いたいがw
東野作品は前述の通り、原作はこれしか読んだことなく
作品の性格性もあるが、
恐らくかなり原作のまま再現されていると思われる。
もうだいぶ前だから細かいところは忘れていたが、
ストーリーも映画を観ながら思いだしてきたので、
大体は本の通りでないかと思う。
原作にもあったが、
「ホテルに来る人々は、お客様という仮面を被っている」
だから、タイトルもマスカレード(仮面舞踏会)になっている。
仮面を守ろうとするホテルマンと剥ぎ取ろうとする刑事。
職種からすれば対極にある二人の対峙が
原作にもこの映画にもイイ表現で描かれていた。
笑ったのは、元AKBの敦っちゃんと
その結婚したお相手の勝地涼の共演。
ホテルで式を挙げる敦っちゃんと、
そのストーカーに扮する役だから笑っちゃう。
さんまもエキストラで出ていると言うことだったが
発見できずじまい。まぁどうでもいい。
公開翌日とあって、一番前の席が空いていたくらいで
ほぼ満席。
東野ファンと思しき方々、特に年配が多かった気がする。
キムタクファンは特に目立っていなかったのが幸いだ。
忘れていても犯人は大体分かっていたので、
驚きも何もないが、よくできている。
昨年見たラプラスの魔女よりは原作も映像もいい出来だ。
6BBF0B45-4C59-4AAA-86C4-50824793A208

111C2980-4864-4780-9A90-9A38986F1A37