碑を後にし、現場近くへ。
公園に戻り線路沿いに歩く。
相変わらず家族連れが多く、
シェードテントまで出して来て楽しんでる。
使う場所を間違えてないか(笑)?
いろんな資料を見ると
轢断現場はこのチョット先くらいになる。
東武線のガードが見えるが、
その手前あたりと思われる。
このあたりだろうか?
当然のことだろうが、あっしは他殺説。
総裁の死体には生体反応があまり見られなかった。
血液もほとんど出ていなかったというのは、
一つの証拠でもある。
アメリカのマフィアは殺害する手段として
血抜きという方法を取ることがあるという。
また、前出した亜細亜産業のパルプ工場は
ここ小菅にもあったそうで、他に王子や十条にもあり、
鉄道沿線である。
どっかの資料で見たが、そこで殺害され
進駐軍の列車で運ばれたとか、、、
轢断した汽車の前に進駐軍用の列車が通過している。
大体、鉄道マンである下山が鉄道で自殺するのか?
ちなみに、轢断した機関車を運転していた人物は
以前下山の部下だったという、
何とも悲劇的な巡り合わせだろう、、、
自殺説も意外と説得力あるものも多々あるが、
下山、三鷹、松川の三事件は、
松本清張ではないがGHQの仕業と言った方が道理が行く。
理由は、労働組合の台頭による左派勢力の弾圧。
翌年起こった朝鮮戦争への布石とも取られる。
現場からすぐ向こうには小菅の拘置所。
ここまで来たら小菅駅の方が近いと思い歩いて向かう。
途中、荒川の土手に立ち寄る。
少年野球やサッカーをやっていた。
もう2年前になるか、
ここまでマラソンの練習でよく走ってきたモンだ。
あらためて自分を褒めたい(笑)。
東京拘置所前
以前というかだいぶ前にNHKでドラマがあった。
空白の900分というタイトルだったか、
小林桂樹が下山総裁役でなかなか面白かった。
以前youtubeにアップされていたが、
当然の事ながら削除されていた。
NHKのアーカイブスにほんのちょっとだけ公開していたのを見つけた。
空白の900分
さて、次はどんな事件を追うか?
人が死んでいない、三億円事件のような
爽やか(笑)な事件はそうそう無い。
歴史的な事件、歴史散歩も考えよう。
忠臣蔵はどうだろうか?
(この項終わり)