帰ってきた!いけちんのずれずれ草

12年間続いた、ずれずれ草が帰ってきた!

明治の森に 上

どーゆーわけか、ウチの配偶者が昨年来
高尾山にはまっている。
平日休みの仕事のせいか、1人でふらっと登ってる。
ついには、ちょっとした靴や服も整えしっかり山ガール。
この正月、登りに行かないかと
珍しくアピールされ行くことに。
当初は2日に行くことになっていたが都合により3日に。
2日は朝湯と駅伝往路があるので助かった。
3日は9時過ぎくらいに出発。
10時半くらいだろうか高尾山の入口に到着。
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あっしが登ったのはまだ神田に住んでいた小さい頃と
今から15年か20年前くらいだろうか、
仕事で(笑)スーツ姿で登った2回。
小さい頃の記憶はないが、天狗の前で撮った写真の記憶しかない。
スーツで登った時は、バリバリ80㎏超はあった頃
ケーブルカーで登った。
一緒に行く人に、ケーブルで登れば
あとちょっとですよ、なんて言われて
登ったらそれはそれは、80㎏超には過酷な試練だった。
それでもなんとか登って景色を眺めて
なかなかのもんだった。
頂上にいたら、
抱っこひもで赤ちゃんを抱えながら登るお母さんを見たり、
スカートで登る美女がいたり、
犬を連れてきたりなんでもありの山という印象だった。
でもこうした手軽さもあるのがいいのだろう。
ミシュラン三つ星の所以だ。
当時はミシュランなんて無かったけど。
レジャーにしてはそこそこ手頃で満喫できる山。
その時は、何とか登って丁度お昼。
頂上の茶屋でうどんだかそばを食べたのだが、
見るからにすごい老けたお婆さんが一所懸命に働いていた。
うわー、毎日この登山道をこの婆さん登ってるんだ
スッゲーなぁと思いリスペクトしたところ、
食べ終わり、ふと茶屋の横に目をやると
なんとそこには軽トラックが、、、
頂上までクルマで来れる山、、、
ちょっと興ざめたが、
なんかあっても安心な山という認識がついた。

それから久し振りの高尾。
正式には「明治の森高尾国定公園」という。
京王線高尾山口で降りてちょっと歩くと
ケーブルカーの清滝駅
駅からの人の波にも驚いたから
予想通りだったが、改めて驚く。
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ケーブルカー待ちの行列。
7分間隔との事だが、待ち時間が10分とある。
7分待ち、14分待ちなら分かるが10分待ちっておかしくね?
どう見ても10分で乗れそうにない。
まぁケーブルで絶対登るというわけでもない。
そこは配偶者に任せる。
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高尾山には登山路がいくつかあり、
一番メジャーなのは1号路。
たしかあっしも前回来た時、下りで利用した。
ナンの変哲もない舗装された急な坂道って感じだ。
景色も見えずつまらないと配偶者。
6号路は沢登りがあり、
よく分からんが濡れる可能性もあるとのこと。
そして稲荷山コース。
配偶者も行ったこと無いらしいが
高尾にしては険しいところもあるらしいが、景色が堪能できるという。
そこで今回は稲荷山コースを上ることに。

(つづく)